「ピッキング行為」の版間の差分

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このような錠前においては、本職の鍵屋にとっても、ピッキングでの解錠は困難であり、破壊による解錠が用いられることもある<ref>『鍵の本』 p.62、p.166</ref>。日本において業界大手の[[美和ロック]]は『鍵の本』によるインタビューで、1991年にはすでにこれまで一般的であったディスクシリンダー錠より防犯性の高い[[ロータリーディスクシリンダー]]錠を発売しており、価格差もわずか500円に抑えられていたのであるが、ピッキング被害が社会問題となるまで市場はこれを選ばず、企業として積極的な広報・販売努力が不足していたのではないかと振り返っている<ref>「美和ロックにピッキング被害と今後の防犯を聞く」『鍵の本』 pp.162 - </ref>。
 
その一方で日本においては[[2003年]]に「[[特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律]]」(ピッキング防止法)が制定され、開錠道具の所持は、錠前業者が業務で使うなどの正当な理由が無い場合は違法行為となった。同法では[[ドライバー (工具)|ドライバー]]、[[バール (工具)|バール]]、[[電動ドリル]]などの[[工具]]でも見咎められる場合がある<ref>『「鍵」が危ない!』 pp.304-305</ref>。
 
なおピッキング対策を講じても、手口の異なる[[サムターン回し]]・[[カム送り解錠]]<ref group = *>バイパス解錠とも。鍵穴・シリンダー以外の隙間から直接、閂を作動させるための「カム」に働きかけるなどする手法。『「鍵」が危ない!』によれば、対策自体は容易であると言う。</ref><ref>『「鍵」が危ない!』 pp.57-58, pp.141-142</ref>や鍵の破壊による侵入があり得る<ref>『「鍵」が危ない!』 pp.55-64</ref>。また、扉や蝶番を破壊する手口もあり得<ref>『「鍵」が危ない!』 pp.61-62</ref>、さらに扉のみに限らず窓やベランダからの侵入などもあり得るため<ref>『「鍵」が危ない!』 pp.62-63, 67-71</ref>、総合的な防犯対策が必要である。