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'''サネット島'''(Isle of Thanet)は、[[イギリス]]・[[ケント州]]の非都市ディストリクト(Non-metropolitan district)で、人口は約125000人。主要な町は[[マーゲート]]、[[ラムズゲート]]、[[ブロードステアズ]]であり、さらに[[エイコル]]、[[クリフセンド]]、[[サー(村)|サー]]、[[セント・ニコラス・アット・ウェード]]、[[バーチントン]]、[[マンクトン]]、[[マンストン]]、[[ミンスター]]といった村々がある。
 
サネット島とイギリス本土の境は、[[ローマ時代]]には船も行き来していたウォンツァム(WantsumまたはWansum)海峡であった。沈泥によって海峡が徐々に塞がり、ウォンツァム川とスタワー/ストゥアー(Stour:現地でも2つの発音がる)川になった。
 
国内の人気保養地であったサネットは、1960年代頃からスペインへの格安航空券の普及と共に観光客が減少し経済は衰えた。現在も高い失業率に悩む援助区域となっているが、最近は芸術で立ち直ろうと、昔の訪問客であった[[ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー|ターナー]]に因んだ美術館などにお金を注ぎ込んでいる。