「少年キング」の版間の差分

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=== 衰退期 ===
しかし、マンガ人口が増加した時代にあって、他誌が急成長して150万部以上を売り上げる中、部数的に引き離された。加えて、ライバル誌だった『週刊少年チャンピオン』が『[[ドカベン]]』([[水島新司]])『[[ブラック・ジャック]]』([[手塚治虫]])『[[がきデカ]]』([[山上たつひこ]])と1970年代半ばに大ヒットを連発して大躍進。200万部以上を売り上げ、『週刊少年ジャンプ』を抑えて、一躍少年漫画誌のトップに登りつめる。
 
『週刊少年チャンピオン』の版元が中堅の[[秋田書店]]だったことから、同じく中堅出版社の少年画報社は刺激を受け、[[1975年]]1月に編集部を一新し、新しく投入された青年漫画誌『[[ヤングコミック]]』編集長が『少年キング』の誌面の改革を断行する。しかし、根強い支持を受けていた連載を次々と[[打ち切り|打ち切ったこと]]で読者離れを起こし、一方、青年誌で活躍していた漫画家による新連載が新規読者を開拓できず、1年で約20万部が減る激減となり、改革は裏目に出て失敗し、逆に長期低迷を招いてしまう。