「納戸徳重」の版間の差分

'''納戸 徳重'''（のと とくしげ、1902年1月24日 - 1991年<ref name="fukuoka-senjin">{{Cite web|url=http://fukuoka-senjin.kinin.com/senjin/sports/1905|title=納戸（のと）徳重 　九州一周駅伝の生みの親|publisher=ふくおか先人金印記念館|date=|accessdate=2019-10-28}}</ref>）は、日本の陸上競技（[[短距離走]]・[[中距離走]]）選手・指導者。

[[東京高等師範学校]]在学中の1920年代半ばに[[400メートル競走|400m走]]・[[800メートル競走|800m走]]の日本記録をたびたび更新、[[1924年パリオリンピック]]に両種目と[[十種競技]]で出場した。卒業後は[[福岡日日新聞社]]（のち[[西日本新聞社]]）に入社、1952年に[[九州一周駅伝]]を創設するなど、九州の陸上競技の振興に努めた。

1924年4月には男子800m競走の日本記録を更新（2分00秒4）<ref name="iuau-m800"/>。[[1924年パリオリンピック]]に、男子[[400メートル競走]]、男子[[800メートル競走]]、男子[[十種競技]]で出場した<ref name="SportsRef">{{cite Sports-Reference |url=https://www.sports-reference.com/olympics/athletes/no/tokushige-noto-1.html |title=Tokushige Noto Olympic Results |accessdate=22 July 2017}}</ref>。なお、オリンピックの1大会においてで11種類の種目競技（400m走は十種競技に含まれる）に挑んだ点で、納戸は2020年現在日本最多記録の持ち主である<ref name="nikkan-160613">{{cite news|url=https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/1662444.html|title=中村明彦11刀流だ　10種内定！400障も照準|newspaper=日刊スポーツ|date=2016-6-13|accessdate=2020-2-26}}</ref>{{efn|2020年までに、十種競技と他種目でオリンピックに参加した日本選手は2人である。もう一人は[[1928年アムステルダムオリンピック]]の[[中澤米太郎]]（十種競技と棒高跳）であるが、棒高跳は十種競技にも含まれる<ref name="nikkan-160613"/>。出典記事<ref name="nikkan-160613"/>（[[2016年リオデジャネイロオリンピック]]前）にある[[中村明彦]]は専門である十種競技に加えて[[400メートルハードル]]でオリンピック出場経験があるが、同一大会での出場は果たしていない。}}。