「住吉川 (兵庫県)」の版間の差分

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== 地理 ==
[[六甲山]](標高931m)南麓に発し、上流は六甲山主稜線側の[[大月断層]]と打越山・荒地山の稜線側にある[[五助橋断層]](黒五谷)の間に沿って南西方向へ続く断層谷<ref>活断層研究 1991 松山紀香[https://www.jstage.jst.go.jp/article/afr1985/1991/9/1991_69/_pdf 空中写真判読による六甲山地南麓部の活断層詳細図 試作例]</ref><ref>国土地理院 [https://www.gsi.go.jp/bousaichiri/08_kinki.html 活断層図 近畿地域]</ref>を流れ、山塊を深く侵食・分断して、同断層の露頭が見られる五助堰堤で南へ向きを変える。
 
この五助橋断層の名前の由来は、現[[五助堰堤]]地点で住吉谷右岸を遡る住吉道(=[[有馬街道]])が、五助谷を越えてすぐの住吉谷を左岸側に渡る地点に設けられていた旧「五助橋」(廃橋)であるとされる。五助谷が住吉谷にに合流する直前で大きく半円状に曲がっているのは、五助橋断層の影響とされる
 
山間部を抜ける辺りで支流の西谷川をあわせ、市街地に流れ下る。中流部で天井川となり、[[東海道本線]]が河底の下を[[トンネル]]で抜ける。ここから河口までは[[神戸新交通六甲アイランド線|六甲ライナー]]が流路に沿う。[[谷崎潤一郎]]の旧邸である[[倚松庵]]を西に見て[[阪神本線|阪神]][[魚崎駅]]を過ぎ、[[六甲アイランド]]を正面に迎えて[[大阪湾]]([[神戸港|東神戸港]])へ注ぐ。