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== 近代以降に改良された楽器 ==
単に「新箏」と言った場合、
[[宮城道雄]]の開発した[[十七絃|十七絃箏]]がもっとも有名であり、既に一般化している。合奏で用いられるように特に低音部が良く鳴るように拡張されており、宮城以降の楽曲では広く用いられる。宮城道雄が開発した楽器はほかにも教育用普及楽器の[[短箏]](たんごと)、試験的に作られた超大型楽器[[八十絃]]がある。
このほか、現代において作られた箏として[[1969年]]に作曲家[[三木稔]]と箏曲家[[野坂恵子]]が共同開発した二十絃箏(実際は21本の絃がある)、それから二十五絃箏、[[三十絃|三十絃箏]]、三十二絃箏などがある。それぞれ現代の(邦楽系の「[[現代邦楽]]」および西洋音楽系の「[[現代音楽]]」双方の分野の)作曲家によって新しい音楽作品を作る試みが行われている。特に二十絃箏は多く用いられ、徐々に一般化しつつある。
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