「楕円函数」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
楕円関数についての一般人にも分る定義
古田泰之 (会話) による2版を取り消し独自研究の投稿はお止めください。
1行目:
[[数学]]の一分野、[[複素解析]]における'''楕円函数'''(だえんかんすう、{{lang-en-short|''elliptic function''}})は、二方向に[[周期函数|周期]]を持つ[[有理型函数|有理型]]{{仮リンク|二重周期函数|en|doubly periodic function}}のことをいう。歴史的には、楕円函数は[[楕円積分]]の[[逆函数]]として、[[ニールス・アーベル]]によって発見された(楕円積分は[[楕円]]の[[周長]]を求める問題に関連して研究されていたものである)。ことになっている。しかし、元来は、楕円積分の方がそもそも楕円缶数(複素変数でない物を表す為に"缶"を用いた)の逆関数であった。本来の楕円缶数を大雑把に言えば「長半径が1の楕円の弧長に対して、弦の長さ(正弦)、接線の長さ(正接)等を対応させる関数」の事です。特別な場合として、単位円の弧長に対する物が、所謂、三角関数(sin, cos, tan)です。弧長は積分で表されるので、積分は、正弦、正接等に弧長を対応させる物であり、[[楕円積分の方がそもそも楕円缶数の逆関数であった]]のです。逆三角関数は“Arc…”の名で呼ばれる事がその証左となろう(arcは弧の意味)。[["弧長⇒弦や接線" 対応]]は微積分以前にあっただろう。尤も、楕円や双曲線の弧長を扱うには微積分が必要になるので、書き物としては残らなかった。微積分以降具体的な書き物ができて楕円積分も表現できた。200年前の19世紀初頭での数学業界に於ては、こういう事は"常識"であった可能性が高い(或いはこの考えが周期的に巡っていた?)。従って“アーベルの発見”というのはある種正しくないのかもしれない(デカルト辺りからオイラー時代の"正確な"歴史を見る必要があろう)。円の弧長を表す積分は三角関数の逆関数であるように、楕円の弧長を表す積分わ楕円缶数の逆関数であり、「その後複素解析が発展して、二重周期有理型函数の事を表すようになった」というのが真相だろう
*高校の数学試験で三角関数を扱う時丸を描いただろうが是は真円ではなく歪んでいた筈。[[正しく歪んだ丸として楕円]]を描く事ができる(特に縦長、横長の楕円)。尚、「楕円積分と楕円関数のどちらが先か」での"楕円関数"は、二重周期有理型函数でない事は明らかだが、では「この場合の楕円関数とは何だ?」という話になる。[["弧長⇒弦や接線" 対応]]の楕円缶数は楕円積分よりも当然古いよ。
 
 
 
== 定義 ==