「スペインかぜ」の版間の差分

若年成人の死亡率の高さについては、スペインかぜのウイルスが引き起こす[[サイトカイン放出症候群]]が若年成人の強い免疫システムを破壊する{{sfn|Barry|2004b}}ことが原因の一説として挙げられている。妊婦の死亡率が特に高い<ref>{{Cite web|title=Exploring Preterm Birth as a Polymicrobial Disease: An Overview of the Uterine Microbiome|url=https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/25505898/|website=Frontiers in immunology|date=2014-11-27|accessdate=2020-03-29|language=en|first=Payne|last=Ms}}</ref>ことも若年成人の死亡率を高くした要因と見られる。また、実際にはスペインかぜのほとんどの犠牲者が栄養失調、過密な医療キャンプや病院、劣悪な衛生状態による細菌性の[[重感染]]を死因としているとの指摘もあり<ref name=":0" /><ref name=":1" />、第一次世界大戦による過酷な兵役、軍需産業への動員が若年成人の死亡率を引き上げた可能性もある。
 
高齢者の死亡率の低さについては、この時代の高齢者は[[1889年]]頃に流行した「ロシアかぜ」で免疫を獲得していたのではないかとの説もある<ref>Hanssen, Olav. Undersøkelser over influenzaens optræden specielt i Bergen 1918–1922. Bg. 1923. 66 s. ill. (Haukeland sykehus. Med. avd. Arb. 2) (Klaus Hanssens fond. Skr. 3)</ref>。
 
==== 流行時期 ====