「ウォー・ゲーム (映画)」の版間の差分

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たまたまデビッドが母親のいいつけでゴミを捨てにいくためにゲームを中断したことで、全面核戦争シミュレーションが中断してしまい、米ソの衝突は回避された。しかし、NORADの情報技術者ジョン・マッキトリック([[ダブニー・コールマン]])がシステムのログを解析してデビッドのハッキングが逆探知され、デビッドは[[連邦捜査局]]によりNORADへ連行される。マッキトリックとNORADの司令官であるジャック・ベリンジャー将軍([[バリー・コービン]])は[[ティーンエイジャー]]に過ぎないデビッドにハッカーとしての能力があるとは信じられず、デビッドのやったことはソ連が実際に軍事行動を起こすための陽動作戦の一部であると固く信じ込み、デビッドをソ連のスパイの手先と決めつける。NORADに監禁されたデビッドはジョシュアを開発したフォルケンを見つけ出して誤解を解いてもらおうと、ハッカーとしての技術を駆使してNORADを脱走する。
 
一方、ジョシュアは中断された「世界全面核戦争」ゲームを再開し、NORADのスクリーンに表示されたソ連軍の動きに対応して、米軍は再び防衛体制のレベルを引き上げ、米ソの軍事衝突の危険は次第に緊迫する。デビッドは“ロバート・ヒューム”と名を変えて隠棲していたフォルケンをオレゴン州で見つけ出し、戦争に備えて封鎖される寸前のNORADに戻る。フォルケンの説得により、ソ連の核弾頭の着弾が本物かどうか確認するためにベリンジャー将軍は反撃命令を保留する。結果、ミサイルが着弾したはずの全ての基地から呼びかけに応答が返り、攻撃はモニタースクリーン上だけのことであることが判明した
 
米ソの全面核戦争が回避されたのも束の間、ジョシュアはアメリカ側の反撃として自ら[[ICBM]]を発射すべく、発射コードを解読し始める。ジョシュアが通常の入力を受け付けず、停止させるために電源を切ろうものならNORAD自体が攻撃を受けて壊滅した事にされ、ミサイルは即時発射されてしまうため、デビッドはフォルケンの残したバックドアからログインして、○×ゲーム(三目並べ)を始め、システムの処理能力を削ぐことを試みる。三目並べは相手がミスしない限り引き分けに終わり、必勝手順がないゲームであることを学んだジョシュアは、こんどはあらゆるパターンの核戦争シミュレーションを始める。ジョシュアは核戦争はどのようなパターンであっても必勝手順がないという結論に達し、核戦争シミュレーションの実行を中止する。