「KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT」の版間の差分

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近頃、街では人々が正体不明のモンスターに襲われ鏡の中へと消える事件が多発。同時にモンスターを倒し続けるバイクに乗った仮面の戦士も目撃されていた。
 
その頃、1年前に恋人'''ンク'''が失踪し施設で保護を受けていた少年'''キット・テイラー'''は、18歳になったのを機に独り立ちしなければならなくなった。誰もいない実家に戻り、ふと目にとまった奇妙なカードとケース(アドベントデッキ)を手にし、偶然に仮面の戦士'''ウイングナイト'''='''レン'''と出会った時、彼の全ては大きく変わった。
 
アドベントデッキが'''仮面ライダー'''と呼ばれる戦士に変身して鏡の中の異世界'''ベンタラ'''へ入るためのキーアイテムだと知ったキットは、脳裏に語りかけてくるフランクからのメッセージに従い、レンの制止を振り切って赤いドラゴンと契約。仮面の戦士'''ドラゴンナイト'''に変身したキットは超人的な力を得、モンスターを撃退する。<br />
だが、キットの敵はモンスターだけではなく、自分と同じくデッキの力を得たライダーが彼に戦いを挑んできた。混乱するキットにレンは語る。
 
かつて1412人のライダーはモンスターを率いてベンタラに襲来した凶悪な侵略者'''ゼイビアックス将軍'''に立ち向かった。だが今や自分以外のライダーは殆ど倒され、ベンタラも征服されてしまった。そしてゼイビアックス将軍は次なる侵略ターゲットとしてキットの地球を選び、ライダーから奪ったデッキを地球人に与え、言葉巧みに自分の手駒にしている、と……。
 
レンは図らずもライダーになってしまったキットが過酷な戦いに勝ち残れるように鍛える事を決意。キットも改めて自分が重い運命を背負ってしまった事を知りつつ、恋人を探す手がかりでもあるライダーとなり、レンと共に戦う意思を固めた。<br />
様々な謎、嘘、策謀が交錯しつつ、ベンタラと地球の未来をかけた二人のライダーの戦いが始まる。
 
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=== 仮面ライダー ===
鏡の向こうにある異世界ベンタラの守護者。全部で1412人存在しているがオニキスはイレギュラーなライダーである。科学者ユーブロンが開発した「アドベントデッキ」を用いる事で変身する。アドベントデッキには所有者の[[DNA]]情報が登録されているため、所有者以外の人間は変身できない。
 
地球の人間が変身できるのは、同じDNAを持つ並行世界の同一存在であるためで、ゼイビアックスも対象となる人間の性格に関係なくライダーの力を与えるため、ゼイビアックスにスカウトされた人間が必ずしも悪人ばかりというわけではない。アドベントデッキはモンスターの攻撃でも破壊するのが不可能なほど強固。
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戦いに敗れたライダーの変身者はアドベントデッキだけをその場に残して異空間であるアドベント空間にベント(転送)され、カプセルの中で冷凍睡眠のような状態で幽閉される事になる。この状態から救い出せるのはアドベントマスターのみであるため、彼が不在の状況では実質的に脱出不可能な牢獄と化していた。その後、最終決戦でベントされたライダーがアドベント空間から救出されて地球への帰還を果たしたが、キット・レン・ケイス以外のライダーの変身者はライダーとして活動していた頃の記憶を消された。
 
; キット・テイラー / 仮面ライダードラゴンナイト([[仮面ライダー龍騎の登場仮面ライダー#仮面ライダー龍騎|仮面ライダー龍騎]]) / 仮面ライダードラゴンナイト・サバイブモード(仮面ライダー龍騎サバイブ) / 仮面ライダーオニキス([[仮面ライダーリュウガ]]
: 主人公。[[カリフォルニア]]在住で、元々の稼業はバイク屋。18歳。高校は本人曰く「やってもいない喧嘩で停学中」。愛車は[[スズキ・カタナ]]。日本語版の一人称は原作と異なり主に「」である(「俺」という場合もある)
: 数年前に恋人ンクが行方不明になり養護施設にいたが、第1話で18歳になったのを切っ掛けに施設を出て一人で生活するようになった少年。ンクが失踪してから何故か彼に喧嘩や窃盗の罪が着せられる事が多くなり、当初はトレントにも自身の弟の音楽プレイヤーを盗まれたことから「最低の犯罪者」と嫌われていた。帰って来た家でアドベントデッキを見つけたのがきっかけで仮面ライダーとなる。
: 当初は恋人父親を探す事に固執していたが、とある病院で意識を失った恋人と再会してからはゼイビアックスの野望を阻止しない限り真の再会は叶わない事を悟り、戦う決心をする。ライダー同士の戦いに関しては、同じ地球人をベントする事に罪悪感を持ち、長らく躊躇していたが、アックスをベントできなかったせいでスティングを救えなかった事を悔やみ、迷いを捨てスピアーをベントした。それ以後、自分の影とも言うべきオニキスの幻影に悩まされながらもベンタラと地球のために戦い続けた。ピンチに陥ったり悩みを抱えた際には恋人の幻からたびたび助言をもらっている。
: ラスとの戦いでファイナルベントを食らってベントされ、デッキはゼイビアックスに強奪された。その後、復活したユーブロンに救出され、オニキスのデッキを入手。最終決戦までオニキスとして活動した。最終決戦の後は、アダムから正式にドラゴンナイトを受け継いでいる。
: ラスとの戦いでケイスから渡されたサバイブカードで、'''仮面ライダードラゴンナイト・サバイブモード'''に変身するが、ファイナルベントを繰り出す前に効果が切れてしまった。実はキットがサバイブモードを使ったのは、ラスとの戦いで一度きりである。
: ミシェルの配下に拉致・監禁された際、『龍騎』のTVスペシャルにおいて浅倉が用いた手段(こぼれた水で鏡を作って逃走)で逃走してレン達と合流するなど、器用な一面がある。
: アドベントビーストはドラグレッダー。専用バイクはドラゴンサイクル。
:; 仮面ライダーオニキス
:: 突如としてキットの悪夢の中に出現したライダー。悪夢の中でキット自身を襲った他、暴走してレンやケイスをベントする様子を見せ、「お前は、俺になる」という謎の予言で彼を苦しめ続けた。
:: 終盤にて予言通り、ユーブロンに救出された際に彼が所持していたデッキを受け取ってキット自身が変身する。最初は暴走を恐れて拒絶したが、ユーブロンとケイスから悪夢を恐れる事はないと論されて乗り切り、実際に夢で映された凶行に走る事はなかった。
:: キットが正式にドラゴンナイトのデッキを受け継いだ後、オニキスのデッキはユーブロンの下で保管された。
:: アドベントビーストはドラグブラッカー。原作と異なりバイザーの音声は他のライダーと変わらない。ファイナルベントの動作もドラゴンナイトと同じ。キットがオニキスに変身した際のドラグブラッカーは瞳の色が赤ではなく黄色になっている。日本版では劇場版のみの登場だったが、日本版のアクション映像は流用されている。
:: 『2WORLD 1HEARTS』ではドラゴンナイトと一緒にファイナルベントを読み込む事で、サバイブモード単体を超える破壊力を持つ合体技『'''XR(クロスライダーキック)'''』を発動した。
; レン / 仮面ライダーウイングナイト([[仮面ライダーナイト]])/ 仮面ライダーウイングナイト・サバイブモード(仮面ライダーナイトサバイブ)
: ゼイビアックスがベンタラを支配して以降に生き残ったライダーの一人。24歳。愛車は[[カワサキ・ZZR1400|カワサキ・ZX-14]]。当初はキットを戦いに巻き込みたくないと考えていたが、彼の意志を尊重し戦士として鍛えた。
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: 固有の能力として瞬間移動能力を持ち、他のライダーが触れていれば一緒に移動できる。
: アドベントビーストはゴルトフェニックス。原作では詳細不明だったファイナルベントが披露され、ゴルトフェニックスと一体化して相手に突撃するというものである。「ラス」は「憤怒」の意。
; アダム / 仮面ライダーオニキスドラゴンナイト[[初代) / 仮面ライダーリュウガ]])ドラゴンナイト・サバイブモード
: かつてベンタラでオニキスドラゴンナイトに変身していた人物。レンの親友だったが、ベンタラのライダー達が全滅した原因である「裏切り者」とされていた。ベンタラにおけるキットの同一存在であるため、キットと瓜二つの容姿をしている。
: アダムは当初ケイスレン達と共にベンタラのライダーとして戦っていたが、平和を守ることよりも父親恋人ンクとの安息を求めるようになり、契約に縛られ戦い続ける人生に嫌気が差していたところ、彼の前に突如現れたユーブロンの親友だと名乗る男・パラゴンの甘言に乗せられて他のライダーのデッキを奪ってしまう。しかし、実はパラゴンの正体はゼイビアックスであり、結果的にアダムの裏切りによってベンタラのライダーは為す術もなく全滅してしまった形になる。
: その後、ゼイビアックスが作り出したベンタラに似せた幻影の異空間に幽閉されながらもンクと偽りの平和なひとときを過ごしていたが、手駒を必要としたゼイビアックスによってンクを人質に取られて再び戦いを強要され、葛藤しながらもレン達に再び近付き、ベンタラのライダー達キットとの邂逅を経てノーマンに集ったベンタラのラダー達と合流する。当初はゼイビアックスの策に陥り手駒として暗躍していたものの、ユーブロンや他のライダーと和解しゼイビアックスと決別して最終決戦に臨んだ。その後はライダーを正式に引退し、父親サラと二人で暮らすようになる。
 
==== ベンタラのライダー ====