「天文要録」の版間の差分

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序に[[麟徳]]元年([[664年]])に[[李鳳]]が[[高宗 (唐)|高宗]]に奏上したとする記述があるが、中国の[[正史]]・[[図書目録|目録]]からの確認は出来ない。日本には遅くても[[平安時代]]初期までに伝わったとされ、『[[三代実録]]』[[貞観 (日本)|貞観]]18年[[7月27日]]([[876年]][[8月20日]])条に[[五色雲]]の出現を巡る占文の出典として採用され、以後も[[天文道]]において尊重され、[[阿倍氏|安倍氏]]・[[賀茂氏]]・[[中原氏]]などの[[天文密奏]]の際に引用されている。
 
[[尊経閣文庫]]所蔵の巻1に記された目録(目次)とその本文内容などからそのおおよその内容は判明しており、[[太陽|日]]・[[月]]・[[五星]]・[[二十八宿]]・石氏・甘氏・巫氏などに分かれ、かつて発生した天文現象やそれにまつわる[[占星術]]や[[緯書]]などの説を[[類書]]形式にまとめたものであり、天文異変の際に[[天文博士]]らが参照にしたものと考えられている。
 
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