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[[Image:Oxyhaemoglobin dissociation curve.png|thumb|350px|ヘモグロビンの酸素解離曲線、酸性に傾くと酸素解離曲線は赤線方向に移動し酸素を多くは含めない。逆にアルカリ性に傾くと酸素解離曲線は緑線方向に移り酸素を多く含める]]
'''ボーア効果'''(ボーアこうか、英:[[:en:Bohr effect|Bohr effect]])とは[[血液]]内の二酸化炭素量の変化による赤血球内の[[水素イオン指数|pH]]の変化により[[ヘモグロビン]]の酸素解離曲線が移動すること。生理学者[[クリスティアン・ボーア]]([[ニールス・ボーア]]の父)により発見された。ヘモグロビンの酸素解離曲線がpHの低下や温度上昇などの変化によって右方変移することで末梢で[[酸素]]を解離しやすくなり、pHの上昇や温度低下などで左方移することで結合しやすくなる効果である<ref name="三輪血液病学p178-179">『三輪血液病学』p178-179</ref>。
 
==概要==
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== 参考文献 ==
* 浅野茂隆、池田康夫、内山卓 監修 『三輪血液病学』文光堂、2006年、ISBN 4-8306-1419-6
* 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4885006104
 
== 関連項目 ==