「SUPER EUROBEAT」の版間の差分

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=== 1990 - 1994年 ===
*[[1990年]][[1月21日]] - 「SUPER EUROBEAT VOL.1」
:BEATFREAKよりリリース。第1作目となるVOL.1は、TIME社に直接制作を委託したため、TIME社関連楽曲のみの収録だった(今作はTIME RECORDSのカタログにナンバリングされている。TRD-1133)が、VOL.2からはASIA・FLEA・DISCOMAGIC作品<ref>多くの楽曲は、「THAT'S EUROBEAT」、「EUROBEAT FANTASY」等の他社のコンピレーションシリーズに収録済みだった。</ref>も収録された。この頃は全曲ノンストップ形式で収録していたが、基本的に全何曲と決められている訳ではなかったので、各CDによって曲数にバラつきがあった。また、ライセンスの関係上、日本国内での制作が実質不可能だったため、現地でのライセンス取得・生産を行い、輸入版としての体裁を成した上で販売された<ref>上述の通り、リリース当時の日本国内では有力上記レーベル(ASIA・TIMEなのほとんが他社によって全て押さえられていたため状況へとしての側面もあった。シリーズ立ち上げ人の1人るエイベックス現会長の[[松浦勝人]]は、「国外制作ならライセンス違反ではないだろう」という解釈をもって表向きで他社から批判クレームはぐらわしすことを狙っていた。後ものの、結果的松浦氏「他社の圧力・非難が相当法的トラブル発展しかける事態に陥ってきたので、オリジナル制作を模索はじめまっいう旨のコメント出し認めている。</ref>。
*[[1990年]][[11月25日]] - 「SUPER EUROBEAT VOL.9」
:エイベックス独自で制作した、初の作品。[[デイヴ・ロジャース]]が設立した'''A-BEAT C'''レーベル作品の収録がスタート。以後、[[2011年]][[3月]]に発売された「SUPER EUROBEAT VOL.212」まで、20年以上もの長期間に渡り、このA-BEAT Cレーベルの'''新規楽曲'''が本シリーズへ収録された。尚、このVOL.9から9〜12曲のExtended形式での収録がスタートした。また「THAT'S EUROBEAT」のようなメドレー形式やメガミックス等のボーナストラックが最後に存在するCDもある。
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:'''100作目到達'''。オリコンチャート最高位2位、公称売上はシリーズ最多となる70万枚を記録した。今作発売を期に充電期間と称し、年内のリリース休止を宣言。その影響か、1999年度のベスト盤は発売されなかったが、シリーズの歴史そのものである1990年代をテーマとした「[[THE BEST OF '90s SUPER EUROBEAT]]」が12月1日に発売された。
*[[1999年]][[9月29日]] - 「EUROMACH(ユーロマッハ!)」シリーズ開始
:SEBの派生シリーズ<ref group="注">EbFと異なり、「SUPER EUROBEAT presents」と銘打たれ、SEBの派生シリーズという位置付けが明確になされている。</ref>。終了したEbFに代わり、新たに展開が開始されたシリーズである。EbFにおいて楽曲提供していた全レーベルが、引き続き楽曲提供している<ref group="注">ただし、VOL9からBOOM BOOM BEAT、VOL11からVIBRATIONの新規楽曲が収録されなくなった。(Victor(両レーベルとも、Victorから発売されていたDANCE PANIC! presents EURO PANIC!シリーズへの楽曲提供を行なっていたため。その後はSEBへの楽曲提供を始めるまでは、FARM RECORDSから発売されているLOVE PARAPARA2、VIP MEGA EUROSTARなどのシリーズへ提供を活動拠点としていた</ref>。このシリーズの最大の特徴は、新曲<ref group="注">但し「1」と「2」では未発表曲及び「EUROBEAT FLASH (Vol.11以降)」で使われた曲を使用しており、全曲完全新曲となったのは「EUROMACH 3」から(但し「EUROMACH 5」収録の「HONEY HONEY / MILK AND COFFEA」はEbF VOL.14に収録済み)。</ref>をいきなりノンストップにて収録し、かつ収録楽曲のテンポを高速化するという、本家SEBとは異なるスタイルであり、このシリーズが開始された当時にブームを巻き起こしていた[[パラパラ]]に特化したものとなっている。この「EUROMACH」シリーズの収録作品は、一部の例外<ref group="注">過去の「EUROBEAT FLASH」・「頭文字D」シリーズなどのCDに収録された楽曲やSEB177、181、184のDISC2に収録の一部楽曲、SEBに再収録された「777 / FASTWAY」等。</ref>を除き、CDにてEXTENDED版やEDIT版(非ノンストップ)の(再)収録はされていない<ref group="注">「EUROMACH」シリーズのベスト盤や「FINAL」で、ブックレットの解説において「EXTENDED版収録を熱望するリスナーは多い」という趣旨のコメントが記載されている。</ref><ref group="注">現在は、一部レーベルの一部の楽曲に限り、音楽配信を通じてEXTENDED版を聴くことが可能である(詳しくは[[SUPER EUROBEAT#音楽配信|音楽配信]]の節を参照のこと)。</ref><!--現在でも、「EUROMACH」収録曲で配信がなされているものは、一部レーベルの一部の楽曲に過ぎず(「EUROMACHではなく、SEB(本編)の方に収録された楽曲」は、一部を除き、AVEX自身によっても多数圧縮形式で配信されていますが、EUROMACHの方は、AVEXによる圧縮形式での配信は、現在でも「BEST OF EUROMACH 100」等の収録曲の配信が行われている程度です)、この書き方(”多くの楽曲は現在は音楽配信を通じてEXTENDED版を聴くことは可能である”)では、誤解を招くと考えられます。確かに、VIBRATION等の一部レーベルについては、自社配信で非圧縮形式での配信がされていたりしますが、これまでに発売された「EUROMACH」シリーズの膨大な収録曲全体を通して考えてみると、A-BEAT C、TIME、SinclaireStyle、SCP・・・現在でも圧縮形式ですら「EXTENDED版(非ノンストップ版)が聴けない」楽曲の方が圧倒的に多い筈です。-->。EbFの終了とこのシリーズの展開開始([[1999年]][[9月]])により、結果的にHI-NRG ATTACK、SCP、VIBRATIONの3レーベルについては[[2003年]][[9月]]発売の「SUPER EUROBEAT VOL.141」、BOOM BOOM BEATレーベルについては[[2005年]][[9月]]に「SUPER EUROBEAT VOL.161」が発売されるまで、これらのレーベルの新規楽曲が定期的に非ノンストップにて収録される機会は、長きに渡り消滅してしまっていた。
 
=== 2000 - 2004年 ===
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#VOL.180を除きVOL.174 - 186では、SEBのノンストを担当する有名DJ達が選ぶ過去の楽曲のExtended集、その他リミックス集や企画物のノンストップが収録された。
*VOL.220現在で収録されている楽曲のレーベルは、A-BEAT C、TIME<ref group="注">FARM RECORDSのCDに収録されているTIMEのレーベルロゴは本シリーズと同じ時計台をモチーフにしたものではなく別のデザインのもの(現行のロゴ)を使っている。</ref>、DELTA、SCP、HI-NRG ATTACK、Sinclaire Style、BOOM BOOM BEAT<ref group="注">他社のコンピレーションでは、このレーベルは本来のASIAレーベル(ダンスマニアシリーズではSAIFAMレーベル)という名称でそのまま扱われており、3Bの名称は、エイベックス社のみで使用されている。(ただし、他社のCDに収録されている一部の楽曲でもアナログでは3B表記となっているものもある。)</ref>、DIMA MUSIC、GOGO'S MUSIC、Eurogrooves、SUN FIRE RECORDSの11レーベル。VOL.191からは、収録曲数の関係やレーベルの活動休止などにより、楽曲が収録されないレーベルも存在するが、その場合においても全てのレーベルロゴが記載されている。(ただし、一部のSEB Presentsシリーズのコンピレーションには表記されない。SCPのロゴは2001年頃までは記載されなかった。また、1999年頃までBOOM BOOM BEATのレーベルロゴはCDによってBeaver MusicとBOOM BOOM BEAT表記が混在していた。)
*VOL.27まで、日本アーティスト制作の楽曲(俗に言う和製ユーロ)も収録していた。又おり一部の楽曲では、エイベックス社長(2020年現在は同社会長)であるMAX松浦勝人、「Max Matsuura」名義でソングライターないしエグゼクティブプロデューサーとしてクレジットに記載されていた楽曲も幾つか存在する。
*VOL.33のリリース以降、A-BEAT C楽曲の一部の作家欄に「HINOKY TEAM」名義が目立つようになる。当初は覆面プロデューサー集団とされていたが、初出時には実際の制作メンバーがクレジット記載され、その後この名義に変更された楽曲もいくつか存在する。楽曲の出版権者がプライム・ディレクション(初期においてはMusique Folio)であるという共通点から、エイベックス側がJ-EURO化を見越して付けた名義と言われている。VOL.55収録の「SEASON / VERONICA SALES」(1994年末制作)を最後に使用されなくなった<ref group="注">これ以降にJ-EURO化された(特にA-BEAT Cの)楽曲は、J-EURO版に限り作家欄に”Groove Surfers”などのプロジェクト名が付けられるようになった(一部例外あり)。</ref>。
*VOL.128 - 150までセル版もCCCD仕様だったが、VOL.151からレンタル版のみとなる(後に完全廃止)。VOL.133 - 139はCD-EXTRA仕様<ref group="注">SEB VOL.73 - 99とその間に発売したSEB関連作品もCD-EXTRAだったが、自社プロバイダ「avex network」入会ツール収録のためで、作品に関するコンテンツはない。</ref>で、PC用特典としてライブ映像やスクリーンセーバーが同梱されていた。