「遺産と創造性」の版間の差分

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そうした中で具体的な行動を開始した例として、姫路城で開催される現代美術[[ビエンナーレ]]は'''遺産と創造性'''の融合と捉えられるが、「和の[[文化財]]に対し開催場所として相応しくない」との意見や[[前衛芸術]]([[アバンギャルド]])や[[キッチュ]]な作品に関心や理解を示さないことによる批判もあり、「このような[[誤謬]]が文化の発展と[[持続可能性]]の障壁となる」とユネスコは警鐘する(注:個人の興味や感性を否定・強制するものではない)。
 
[[建築物]]においても日本では[[バラマキ財政]]による[[箱物行政]]で地方の伝統的景観を阻害するような奇抜な建物が見受けられるが、これは創造性とは認められない。ユネスコの「世界遺産と現代建築-歴史的都市景観の管理会議」は、歴史都市に介入する[[高層建築物]]や[[都市開発]]を注視しており、やはりゾーニング([[地域計画]])を求めている<ref>[http://whc.unesco.org/en/activities/48 Conference "World Heritage and Contemporary Architecture - Managing the Historic Urban Landscape"] - UNESCO(英語)</ref>。独創的な建造物は都会の中心部に留めておくべきで、[[歴史地区]]内に必要であれば[[トラディショナル・サクセション・アーキテクチャ]]が望ましい。
 
== 脚注 ==