「第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会」の版間の差分

本大会では、1回戦で[[報徳学園中学校・高等学校|報徳学園]]が対[[山形県立山形中央高等学校|山形中央]]戦にて大会史上最高得点となる162点を挙げ、史上最大差となる157点差での勝利を収めた。この記録更新は[[第96回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第96回大会]]の2回戦で[[東福岡自彊館中学校・東福岡高等学校|東福岡]]が対[[静岡県立浜松工業高等学校|浜松工]]戦にて記録した139-0以来3大会ぶりである。2回戦では、[[埼玉県立浦和高等学校|県立浦和]]対[[青森山田中学高等学校|青森山田]]戦において、史上初となるナイター照明を点灯した状態での試合が行われた。[[第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会#決勝|決勝戦]]は、進出7度目の[[桐蔭学園中学校・高等学校|桐蔭学園]]と進出4度目の[[奈良県立御所実業高等学校|御所実]]という決勝未勝利校同士の組み合わせで、桐蔭学園が初優勝をめざす御所実を破り、初の単独優勝を果たす{{efn|桐蔭学園にとっては[[第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第90回大会]]で初優勝を果たして以来9年ぶり2回目の優勝であるが、前回優勝の[[第90回全国高等学校ラグビーフットボール大会#決勝|決勝戦]]では同点でトライ数も同じままノーサイドを迎えたため、東福岡との両校優勝だった。}}とともに、東福岡と[[東海大学付属大阪仰星高等学校・中等部|東海大大阪仰星]]に次ぐ史上3校目となる三冠{{efn|[[全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会]]と[[全国高等学校7人制ラグビーフットボール大会]]と当大会の3大会すべてにおいて同年度に優勝を果たすこと。}}を成し遂げた。今当大会における東日本勢の単独優勝は[[第77回全国高等学校ラグビーフットボール大会|第77回大会]]の[[國學院大學久我山中学校・高等学校|國學院久我山]]の優勝以来22年ぶりである。

本今大会から、準決勝2試合と決勝戦において試合開始直前にキックオフカウントダウン映像が会場の大型スクリーンにて放映されるようになった。これは、同年に開催された[[ラグビーワールドカップ2019|ラグビーワールドカップ]]において、そのような演出がなされていた影響を受けてのことである。また、本今大会から決勝戦では試合前に両校の校歌斉唱が実施されるようになった。

本今大会で史上初となる女性主審が2人誕生し、試合をさばいた。