「ホロン (哲学)」の版間の差分

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{{Otheruses|アーサー・ケストラーにおける全体子」概念|「全体」全般|メレオロジー}}
'''ホロン'''({{Lang|en|Holon}})とは、[[古典ギリシア語]]で「全体」を意味する[[形容詞]]・[[名詞]] [[wikt:en:ὅλος|{{Lang|el|ὅλος}} ''holos'']] の[[中性形]]。[[アリストテレス]]『[[形而上学 (アリストテレス)|形而上学]]』などでも言及される
 
とりわけそこから派生して、[[哲学者]][[アーサー・ケストラー]]が[[1967年]]の著作『[[機械の中の幽霊]]("''The Ghost in the Machine"'')の中で[[造語]]的に用いて重要視した[[概念]]で、物の[[構造]]を表す[[概念]]。部分であるが、全体としての性質も持ち、上下の[[ヒエラルキー]]と[[調和]]し、機能する[[単位]]。全体を構成する[[要素]]がそれ自体、全体としての構造をもつ場合の、要素(部分)としてのひとつの全体。'''全体子'''とも言う。例えば、[[人体]]という全体を構成する要素(部分)である[[細胞]]も、各々全体としての構造、機能をもっており、ホロンであると言える。
 
<!-- == 脚注 ==
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* [[アーサー・ケストラー]]
*[[心の哲学]]
*[[有機体論]]
*[[攻殻機動隊]]
 
== 外部リンク == <!-- {{Cite web}} -->