「スポーツカー (モータースポーツ)」の版間の差分

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'''黎明期から1950年''':国際スポーツ法典付則C項 (以下、'''CSI-C''')「'''スポーツカー''' ('''''voiture sport''''')」
 
* 並列二座席で公道運用も可能<ref group="注釈">欧州では基本的に保安基準に適合していれば外見などから受ける印象とは無関係に型式認証が受けられる。</ref>な特別製造車をスポーツカーとしていた。エンジン排気量8リットル超のクラスAから0.35リットル以下のクラスJまで10クラスに分けられていた。クローズドカー (または特別規定で[[オープンカー]]も幌を展開する場合) のみ[[ウィンドシールド]]の寸度規定があった。
 
'''1956年''':CSI-C「スポーツカー」
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* 上位部門の「レーシングカー」<ref group="注釈">国際[[フォーミュラ・レーシングカー|フォーミュラレーシングカー]]と[[二座席レーシングカー]]が属する。</ref>に属する[[二座席レーシングカー]]を[[スポーツカーレース]]および[[ヒルクライム (自動車)|ヒルクライム]]に代用していた。
 
* '''1981年''':FIA加盟団体である米国の[[国際モータースポーツ協会]] (以下、IMSA) が、翌年発効されるグループCを基に、規定の強化と緩和を施した「グランドツーリング・プロトタイプ」(''Grand Touring Prototype'', GTP) を先行導入する。分類はCSI-J|B部門「レーシングカー」第8グループ「フォーミュラリブレレーシングカー」。翌年から部門II「競技車」グループE。
 
'''1982年''':CSI-J|'''部門II'''「'''競技車'''」'''[[グループC]]'''「スポーツカー」
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* 燃料消費率がさらに厳しいジュニアグループCが導入され2クラスとなった。
 
* '''1984年''':FIA加盟団体である[[アメリカ・スポーツカークラブ]]がグループCを基に規定の強化と緩和を施した「カンナム・クーペ」(''Can-Am Coupe'') を導入する。分類はCSI-J|部門II「競技車」グループE。
 
'''1985年''':CSI-J|部門II「競技車」グループC「スポーツカー」
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* [[フランス西部自動車クラブ]]が規定していた「ル・マン」プロトタイプをFIAが正式導入する (分類に変更なし)。<ref group="注釈" name="tokusengiki" />[[ハイブリッドカー|ハイブリッド装置]]を有する場合に限り再び四輪駆動が認められた。
 
* '''2017年''':IMSAが「『ル・マン』プロトタイプ」のクラス2を基にした独自の「[[デイトナ・プロトタイプ・インターナショナル]]」(''Daytona Prototype Int.'', DPi) を導入する。分類はCSI-J|部門II「競技車」グループE|SC。
 
== 二座席レーシングカー ==