「エドム人」の版間の差分

(エジプト人であるという記述を削除。)
 
エドム人たちが信仰していた偶像神は『歴代誌(下)』第25章14節に登場するが、モアブ人のケモシュやアンモン人のモロクと違い名前が書かれていない。『ユダヤ古代誌』第XV巻9章によるとエドム人たちが後述のユダヤに同化される前に信仰されてた神は「コーゼ」といい、学者によってはこのコーゼをヘレニズム期からローマ時代にアポロンと同一視された北方アラブで信仰があった「コザー」と同じものとしている<ref>フラウィウス・ヨセフス 著、秦剛平 訳『ユダヤ古代誌5 新約時代編[XV][XVI][XVII]』株式会社筑摩書房、2000年、ISBN 4-480-08535-1、P84。</ref>。
 
預言書ではしばしばヤハウェの怒りの対象として挙げられている(『アモス書』など)他、エドムの地から仇討のため孤独に戦い赤く染まったものが来るという預言もある。(『イザヤ書』63章、オバデア書)<!--該当章を読んでみましたが「赤く染まったもの」はエドム側から来るだけでエドム人とは言われておらず、むしろエドム人を倒してきたとも読めるので表現を変えました。-->
 
聖書ではこれ以後エドムがどうなっていたのか未説明だが、別の記録では[[マカバイ戦争]]でユダの王になったハスモン朝のヨハネ・ヒルカノス1世の時代にエドムが征服された際、ヒルカノスの政策でイドマヤ人はユダヤ人に同化され、割礼や律法の順守と引き換えに住み続けることを認められたため大半がユダヤ教徒になり、それから200年ほど後のフラウィウス・ヨセフスの『ユダヤ古代誌』第XIII巻9章1節では「この時以来彼ら(イドマヤ人)はユダヤ人たることを変えていない」としている<ref>フラウィウス・ヨセフス 著、秦剛平 訳『ユダヤ古代誌4 新約時代編[XII][XIII][XIV]』株式会社筑摩書房、2000年、ISBN 4-480-08534-3、P194。</ref>。