「アンドレア・レオナルディ」の版間の差分

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[[1984年]]、AC/DCのファンミーティングで、スラッシュメタルバンド・'''[[:en:Bulldozer (band)|Bulldozer]]'''のリーダーであった[[:en:Alberto Contini|アルベルト・コンティーニ]]と知り合い、後にBulldozerのライブスタッフを幾度も務め、同バンドのライブアルバムやEPの製作にも携わる。A. BEAT-C離脱後も、同バンドメンバーとは交流があり、[[2009年]]には本名名義にてBulldozerの5thアルバム「Unexpected Fate」をプロデュースしている。
 
[[1990年]]、コンティーニの勧誘を受けて、コンティーニと[[デイブ・ロジャース]]らが設立した[[ユーロビート]]レーベル「A-BEAT C」よりリリースされた「OH OH OH GIRLS ARE DANCING / THE BIG BROTHER」の制作に関わっを手掛けたことを機に、ユーロビートのコンポーザーとしても活動を始め、レーベルのクライアントである[[AVEX]]のコンピレーションシリーズ『[[SUPER EUROBEAT]]』およびその派生シリーズに大多数の楽曲を提供するようになる。[[松浦勝人]]から他のアーティストやプロデューサーのように英語風の名前を名乗ることを勧められたことを機に、この時期よりブラット・シンクレアという芸名を使用し始める。
 
[[1992年]]には、ロジャースやコンティーニと共にユニット「'''RODGERS, CONTINI & SINCLAIRE'''」を結成するなど、同レーベルのメインソングライター兼プロデューサーとして多数の楽曲を製作するも、あくまでもコラボレーターという扱いでの参加であった
 
[[1994年]]頃より、コラボレーターとして製作活動を続けることに嫌気がさしたことなどもあって、ロジャースらとは別行動で単独で楽曲製作・プロデュースをするようになり、翌年[[1995年]]にはロジャースやコンティーニとの話し合いの末、単独でミラノに帰郷して、自身のスタジオ「MEVERICK STUDIO」を設立し、ほぼ完全な単独作業での製作体制に移行する。
[[1994年]]ごろ、自身のスタジオを設立し、ロジャースらとは距離を置くようになる。
 
[[1995年]]に制作した「ANGEL IN LOVE / CASANOVA」<ref>本人によると、哀愁曲であるとのことである。</ref>を最後にA-BEAT Cを離脱したが現在に至るまでリリースされず、その前の曲である「BOMBER / EDO」が最後のリリースとなった。<ref>この時期には既に、後にDELTAレーベルに加わることになるメンバーとの繋がりがあり、95年のA-Beat Cの作品のほぼ全てにモローニがヴォーカリストとして参加している。</ref>
<!-- 確かに、「TOO YOUNG TO FALL IN LOVE」や「BOMBER」(ともにアーティスト名義はEDO)などで、クララと思われるバッキング・ヴォーカルが確認できますが、本来であれば、難しいかもしれませんが確実な出典が欲しい所です。 -->
<!-- 95年以降の曲のバッキング・ヴォーカルはAlessandra Gatti等から全てClara Moroniに変更となったと思われる。確実な出典はないものの、声が特徴的であるのでそうであると一瞬で分かるかもしれない。しかし、出典としてだと本人に確認する必要があるかもしれない。 -->
 
同年、TIMEレーベル RECORDSにて活躍していた[[ローラン・ジェルメッティ]][[クララ・モローニ]]と合流し、DELTAレーベル「DELTA」(現[[DELTA MUSIC INDUSTRY]])を結成したの設立に参加。SUPER EUROBEAT収録楽曲の第1弾<ref>SinclaireStyleレーベルとしての第一弾は、1995年に制作された「ONE MORE NIGHT / MELODY」(出典:[http://www.brattsinclaire.com/ BRATT SINCLAIRE 2.0 (公式サイト)])。 </ref><!-- DELTAの曲にある、Written by L.Newfield (Gelmetti) and A.Leonardi となってる曲は、最初期のものだと思われる。 -->(CD「SUPER EUROBEAT Vol.64」にて、1曲目に収録)としてリリースされた「'''MONEY GO! / MARKO POLO'''」は、[[SUPER EUROBEAT]]のリクエスト・カウントダウンで1位を獲得した。
 
A-BEAT C時代の「RODGERS, CONTINI & SINCLAIRE」と同様、ジェルメッティモローニと共に組んだユニット「'''NEWFIELD-MORONI-SINCLAIRE'''」名義で複数の楽曲を発表している(「DELTADANCE.COM / NEWFIELD-MORONI-SINCLAIRE」<ref>この楽曲のタイトルにはレーベル名である「DELTA」の文字が含まれるが、同曲をはじめとする「NEWFIELD-MORONI-SINCLAIRE」名義の楽曲は全てレオナルディが作曲しているため、「SinclaireStyle」の活動が本格化した[[2008年]]以降、同名義による全楽曲の版権は「DELTA MUSIC INDUSTRY」から「SinclaireStyle」に移管している。</ref>など)。
 
[[1998年]]には、自身が前年の初頭に制作した「'''[[NIGHT OF FIRE]] / NIKO'''」が大ヒットし、[[パラパラ]]の代表曲になると共に、アニメ『[[頭文字D]]』でも使用された。近年でも[[SUPER EUROBEAT]]におけるリクエスト・カウントダウンで頻繁に1位になるなど、人気がある。お笑いタレント[[長州小力]]が、パラパラを踊る際にも使用している。
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ユーロビート製作・プロデュースの傍ら、[[ハイパーテクノ]]や[[イタロダンス]]の楽曲も積極的にリリースしており、DELTA時代には、その傘下として設立されたEASY BEATにて、BulldozerのギタリストでありA-BEAT C時代にハイパーテクノ部門を担当していたアンディ・パニガーダ、A-BEAT C時代にDr.DOPE名義でラップを担当していたファウスト・グウィオと共に、「TEMPO / THE PROPHET」や「CRAZY TRAIN / THE PROPHET」「NEVER NEVER KNOW / TECHNO MOB」「MADE IN NEW YORK / TECHNO MOB」などのヒット作を量産した<ref>SinclaireStyleの活動が本格化した[[2008年]]以降、EASY BEATからリリースされた楽曲は全て「SinclaireStyle」に移管している。 </ref>。
 
[[2006年]]、「THIS LOVE / LESLIE PARRISH」の制作を最後にDELTAを脱退。DELTA在籍時の最後のリリース曲は、[[SUPER EUROBEAT]] VOL.169収録の「IF YOU EVER LEAVE ME / ALE<ref>収録は2006年だが、楽曲自体は2005年に制作された蔵出し楽曲である。</ref>」であった
 
[[2007年]]、自身が主宰する新レーベル『SinclaireStyle』を設立。同時期より、活動拠点をミラノから[[レッコ (レッコ県)|レッコ]]に移している。設立から間もない頃は、ハイパーテクノの製作を中心に据え、DELTA離脱から時間を置いた2008年リリースの[[SUPER EUROBEAT]] VOL.186にて、レーベル第1弾の新規制作ユーロビート楽曲である「LET'S GO WILD! / NIKO」をリリースしてからは、ユーロビート・ハイバーテクノ双方で活動した<ref>「NIGHT OF FIRE / NIKO」などや「DELTADANCE.COM / NEWFIELD-MORONI-SINCLAIRE」など、(「MONEY GO!」等の一部の楽曲は除く)DELTADELTA在籍時にレオナルディが作詞・作曲に関与した楽曲のほとんどの版権は、2007年~2008年以降SinclaireStyleに移管している(ただし、このうち「LAY YOUR HANDS ON ME / DRAMA」・「MONEY GO! / MARKO POLO」・「BECAUSE I FEEL / NAME」の3曲の版権は、レオナルディの楽曲の版権移行が完了した後もDELTA MUSIC INDUSTRYが有している)。このため、レオナルディが脱退する2006年まで「DELTA」の楽曲として初出した楽曲の版権の保有元は、2008年以降、モローニを中心とした体制になった「DELTA MUSIC INDUSTRY」と「SinclaireStyle」に大きく二分されている。</ref>。
 
[[2019年]][[1月25日]]より、[[iTunes Store]]・[[Google Play Music]]・[[Amazon Music]]・[[Spotify]]などの各種ダウンロード音楽販売サービスや購読サービスにて、お蔵入りとなっていた楽曲や未収録楽曲を含めて、DELTA在籍時~SinclaireStyle時代(2017年まで)にかけて制作してきたユーロビート楽曲の(DELTA MUSIC INDUSTRYが保有している3曲を除く)全曲を収録したコンピレーションシリーズの「Bratt Sinclaire Eurobeat Style」と、EASY BEAT時代~SinclaireStyle時代(2017年まで)にかけて制作したハイパーテクノ楽曲を(蔵出し・未発表曲も含めて)全曲網羅したコンピレーションシリーズの「Bratt Sinclaire Techno Style」を、同日一斉リリースしている。
 
== 代表曲 ==