「糖尿病」の版間の差分

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# 「[[マグネシウム]]摂取量が関与している」との報告があり<ref>池田康将, 土屋浩一郎, 玉置俊晃、「[https://doi.org/10.11213/tonyobyo.56.919 5. 糖尿病と食事由来金属元素]」 『糖尿病』 2013年 56巻 12号 p.919-921, {{doi|10.11213/tonyobyo.56.919}}, 日本糖尿病学会</ref><ref name="N525011">[http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/jds2012/201205/525011.html マグネシウム摂取量の増加で2型糖尿病発症率が有意に低下] 日経メディカルオンライン 記事:2012.5.21</ref>、インスリン抵抗性、慢性炎症、飲酒習慣を有する患者では摂取量の上昇が発症抑制に効果があるとされている。しかし、一方で、マグネシウム摂取量と糖尿病発症との関連なしとの報告がある<ref name="K2119">[http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/2119.html マグネシウム摂取と糖尿病との関連について] 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部</ref>。
# 2010年のハーバード大学による[[システマティック・レビュー]]と[[メタ分析]]によると、赤肉とくにハムやソーセージの加工肉の摂取量の増加は、糖尿病と冠動脈疾患のリスクの増加に関連付けられている<ref name="pmid20479151">{{cite journal| author=Micha R, Wallace SK, Mozaffarian D| title=Red and processed meat consumption and risk of incident coronary heart disease, stroke, and diabetes mellitus: a systematic review and meta-analysis. |journal=Circulation |year= 2010 |volume= 121 |issue= 21 |pages= 2271-83 |pmid=20479151 |doi=10.1161/CIRCULATIONAHA.109.924977 |pmc=2885952 }} </ref>。2010年のハーバード大学の研究で約20万人に対するコホート調査で1日あたり白米を50グラム玄米に置き換えることで、2型糖尿病のリスクが16%低下する<ref name="pmid20548009">{{cite journal| author=Sun Q, Spiegelman D, van Dam RM, Holmes MD, Malik VS, Willett WC et al.| title=White rice, brown rice, and risk of type 2 diabetes in US men and women. |journal=Arch Intern Med |year= 2010 |volume= 170 |issue= 11 |pages= 961-9 |pmid=20548009 |doi=10.1001/archinternmed.2010.109 |pmc=3024208 }} </ref>。また、妊娠前に[[ファーストフード]]を頻繁に食べた場合、糖尿病罹患リスクが増大することが報告されている<ref>[http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/ada2013/201306/531279.html 妊娠前にファーストフードを頻繁に食べた場合、妊娠糖尿病リスクがおよそ2倍に] 日経メディカルオンライン 記事:2013年6月25日</ref>。
# 女性では[[コーラ (飲料)|コーラ]]や[[果汁飲料ジュース]]などの[[清涼飲料水]]の飲用量が多いほど糖尿病の発症リスクが高いとの報告がある。多量の清涼飲料水の摂取は、急激な[[血糖]]・インスリン濃度の上昇をもたらし、[[耐糖能異常]]、[[インスリン抵抗性]]にもつながる可能性が指摘されている<ref>[http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3119.html 清涼飲料水(ソフトドリンク)と糖尿病発症との関連について] 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部</ref>。
# [[野菜]]や[[果物]]の摂取は全体としては糖尿病発症リスクとの関連は認められないが、男性の過体重(BMI25以上)もしくは喫煙習慣のある人では野菜、特に[[アブラナ科]]の野菜を多く摂取しているグループで糖尿病リスクの若干の低下が示唆された<ref>[http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/2978.html 野菜・果物摂取と糖尿病との関連について] 国立がん研究センター がん予防・検診研究センター 予防研究部</ref>。
# [[歯周病]]は、[[心筋梗塞]]や[[閉塞性血栓性血管炎|バージャー病]]、肋間神経痛、三叉神経痛、糖尿病と密接な関係にあることが、ごく最近の研究で確認された。糖尿病では''Porphyromonas gingivalis''感染が分泌を促進する[[腫瘍壊死因子]](TNF-α)によって、糖尿病が増悪され、この糖尿病によって歯周病が増悪されるという負の連鎖が起こる。これは「歯周病菌連鎖」や「歯周病連鎖」と呼ばれている<ref>吉江弘正他 『臨床歯周病学』 [[医歯薬出版]] 2007年 ISBN 4263456041</ref>。