「コンコード (ブドウ)」の版間の差分

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[[File:Concord grapes on Grape Island.jpg|thumb|right|マサチューセッツ州のコンコード]]
'''コンコード'''は、[[アメリカ合衆国]]原産の[[ブドウ]]の一種である[[ラブルスカ種]](別名:fox grape)の[[栽培品種]]のひとつである。[[生食]]のほか、[[ジュース|果汁飲料]]、[[醸造|醸造用]]として加工される。 一般的に狐臭いと形容される強い香りのために[[ワイン]]用品種としては好まれないが、{{仮リンク|カシェルワイン|en|kosher wine}}として醸造される時もある。伝統的に、ほとんどのコンコードのワインは甘口であるが、果実の成熟に達成するのが適切な場合、辛口のワインを醸造することも可能である。
 
コンコードの果皮は通常濃い青や紫色で、多くの場合、白っぽい[[蝋]]で覆われている。果皮が簡単に果実から剥けることから、スリップスキン(slip-skin)品種に分類される。 コンコードの種子は大きく、果実は濃厚な香りを持つ。コンコードは、[[カリウム]]の欠乏から{{仮リンク|黒葉症|en|Black leaf}}という生理障害を起こす傾向がある<ref>R. Irvine & W. Clore ''The Wine Project'' pg 31 Sketch Publications 1997 ISBN 0-9650834-9-7</ref>。