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'''カピチュレーション'''(capitulation)とは、[[ローディの和]]を最初として、[[オスマン帝国]]が領内在住の外国人に対し恩恵的に認めた特権である。通商・居住の自由、租税免除、身体・財産・企業の安全などを保障した。
 
[[1536年]]に[[スレイマン1世]]が仏王[[フランソワ1世 (フランス王)|フランソワ1世]]に与えたとされているが、正確にはフランス使節がオスマン帝国大宰相と合意した条約案である。フランスへの最初のものとして確実なものは、[[セリム2世]]の1569年に締結された。[[1579年]]にイギリス、[[1613年]]にオランダにも同様の特権が認められた。また、18世紀までに[[オーストリア]]・[[ロシア]]・[[スウェーデン]]・[[プロイセン]]などにも商業特権が与えられた。掲げられた国家郡は、英蘭露を中心として[[選帝侯]]の自律性を高めた勢力を包摂する
 
== 概要 ==