「ハロゲン化アルキル」の版間の差分

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=== アルコールから ===
[[アルコール]]の[[ヒドロキシ基]]をハロゲンに置き換えることで合成される。ハロゲンの種類ごとに、用いられる試薬の例を示す。
: <cechem>R-OH -> R-X</cechem>
 
*X = F
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=== ハロゲン化物イオンの使用 ===
あるハロゲン化アルキルに対し、他のハロゲンのアニオンを作用させると、[[求核置換反応]]によるハロゲン交換が起こる。この手法は[[フィンケルシュタイン反応]] (Finkelstein reaction) と呼ばれる。フッ化物イオンは[[脱離反応]]を併発するなどの理由であまり用いられない。
: <cechem>R-X\ + Y^- -> R-Y\ + X^-</cechem>
 
X が脱離性の良い[[擬ハロゲン]](トシラート、トリフラート、アジドなど)の場合も、ハロゲンに置き換えることができる。逆にハロゲン化アルキルのハロゲンを擬ハロゲンで置き換えることもできる。