「停滞前線」の版間の差分

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m →‎特徴: 南側の寒気 → 南側の暖気
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このとき、気流の吹き出しは前線の南北で拮抗しているか、南北両方とも吹き出しが弱い状態にある。気流の方向は、高気圧性の[[時計回り]]の風向によるので、前線の北側は東や北東の風、南側は西や南西の風となる。
 
北側の寒気、南側の気どちらかの勢力がもう一方を上回ると停滞状態は解消される。温暖前線や寒冷前線に変わる場合もあれば、規模が小さいため[[天気図]]上には描かれなくなることもある。
 
前線の周りの空気の構造を見てみると、温暖前線と同じように、寒気の上に暖気が緩やかな角度で乗り上げる形をしていることが多い。ただ、天気図で停滞前線として描かれていても、局地的には寒冷前線のような構造であったりすることがある。これは、天気図が[[総観スケール]]の気象状態を描くことを重視しているためである。