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これらのエリタデニンによって引き起こされる様々な脂質代謝の変化が時系列的にどの順序で変化するかラットを用いて調べた実験では、エリタデニン投与、
肝臓ミクロソームのリン脂質プロファイルの変化、肝臓ミクロソームδ<sup>6</sup>-デサチュラーゼ活性の減少、肝臓ミクロソームおよび血漿リポタンパク質のPCの脂肪酸および分子種プロファイルの変化、血漿コレステロール濃度の減少の順に変化した。また、δ<sup>6</sup>-デサチュラーゼ活性の抑制は同酵素のm-RNA発現量の低下も伴っていた。これらの結果から、エリタデニンの血中コレステロール抑制効果は、エリタデニンがSAHH活性を阻害することによって肝臓ミクロソームのリン脂質プロファイルを変更し、それによって肝臓ミクロソームδ<sup>6</sup>-デサチュラーゼの活性を抑制し、また肝臓ミクロソームのリン脂質プロファイルの変化がリポタンパク質形成に影響を及ぼし、肝臓から血中へのリポタンパク質分泌を抑制し、結果としてコレステロールを下げる減少であると推定示唆された<ref>{{Cite journal | author1 = Shimada, Y | author2 = Yamakawa, A | author3 = Morita, T | author4= Sugiyama, K | title = Effects of dietary eritadenine on the liver microsomal Delta6-desaturase activity and its mRNA in rats | journal = Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry | volume = 67 | issue = 6 | pages = 1258-1266 | publisher = 日本農芸化学会 | date = 2003.6 | jstor = | issn = 0916-8451 | doi = 10.1271/bbb.67.1258 | pmid = 12843651 }}</ref>。
 
=== 血圧抑制作用 ===