「ろ過」の版間の差分

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{{JIS2004}}
'''ろ過'''(ろか、'''濾過'''、'''沪過'''、{{Langlang-en-short|filtration}})とは、[[液体]]または[[気体]]に[[固体]]が混ざっている[[混合物]]を、細かい[[穴]]がたくさんあいた[[多孔質]](ろ材)に通して、穴よりも大きな固体の[[粒子]]を液体または気体から[[分離]]する[[操作]]である。'''濾'''([[水部|さんずい]]に遠慮の「慮」。字義は「こし取る」。)が[[常用漢字]]でないため、一般には「ろ過」と表記されることもあるが、交ぜ書きを避けるために、「沪過」という[[略字]]を用いて表記する[[専門家]]もいる<ref>
「濾」の字の代わりに三水「&#27701;」に「戸」を付した「&#27818;」という漢字を使い、「沪過」のように表記されることがある([[Unicode|ユニコード]] 27818)。文部省が1954年(昭和29年)に発行した[[学術用語集]]・化学編において、[[当用漢字]](後に[[常用漢字]])には含まれていないが化学においては一般に使用されているため教科書などで使用しても良い漢字として「&#27818;」を指定している。</ref>。
 
ろ過は[[科学]][[実験]]や[[化学工業]]などで用いられる操作であるが、[[家庭]]で[[ろ紙]]を用いて[[コーヒー]]を入れたり、[[掃除機|真空掃除機]]で吸った[[空気]]から[[ゴミ]]を分離するのもろ過の一種である。
 
液体混合物を通すための多孔質として、古典的には[[紙]]([[セルロース]])でできたろ紙([[フィルター]]、{{lang-en-short|filter paper)paper}})を使うことが多い。セルロースは最も一般的なろ紙の[[素材]]であるが、用途に合わせて種々のろ紙が開発・実用化されてきた。ろ過で使われる多孔質はより一般的に'''ろ材'''(濾材、ろざい)と呼ばれる。
 
一般に、ろ過をした後にろ紙上に残る固体を'''残渣'''(ざんさ、residue){{lang-en-short|residue}})、もしくは'''ろ物'''(濾物、ろぶつ)、ろ紙を通過した液体を'''ろ液'''(濾液、ろえき、filtrate){{lang-en-short|filtrate}})と呼ぶ。空気をろ過して清浄にするためのろ材は[[エアフィルタ]]と呼ばれる。また、ろ過と'''ろ別'''(濾別、ろべつ)と混同されがちであるが、目的物がろ液中に溶存している場合はろ過、残渣中に残っている場合はろ別、という風に使い分ける。
 
== 方法 ==
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