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禁じ手を用いているが、初っ切りに限り[[反則行為|反則負け]]はなく、勝負はなかなか付かない。これは、オチがつくまで行司が「本来なら反則負けのところを、格別の情けをもって」と宣言を繰り返し行い、取り直しにするためである。普段の取組では見られない滑稽さから人気が高く、これを見たさに早い時間から巡業先に足を運ぶ人もいるほどである。
 
蛇足ではあるが[[弓取式]]同様に、この初切を務めた力士は出世できないという[[ジンクス]]が存在する(統計を取ったわけではなく、あくまで俗説)。ただし過去には[[栃錦清隆]]が[[横綱]]に、[[出羽錦忠雄]]が[[関脇]]に、[[貴源治賢]]が[[幕内]]に、[[貴ノ富士三造]]と[[天空海翔馬]]が[[十両]]に昇進しており、これで破られたと考える者がいる一方、現在でも相撲界のジンクスを語るときにはかなりの割合で出てくるものである。また、担当する行司は基本的に幕下格以下の行司が担当する為、昇進した場合は初切の役割は後輩の行司に譲ることになる。
 
[[幕下]]以下の力士でも初切では[[大銀杏]]を結うことが許されている(これは弓取りと同様)。