「パーソナルコンピュータ史」の版間の差分

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[[File:Altair 8800.jpg|thumb|right|160px|[[Altair 8800]]]]
エンジニアや好事家などの中にその趣味の一環としてこの大幅に小型化され安価となった[[マイクロプロセッサ]]を応用して独自に[[マイクロコンピュータ]]を設計・製作する者たちが現れたが、このような個人向けの市場を開拓したという点で重要な位置付けとなるのが[[1975年]]1月にPopular Electronics誌で紹介された[[MITS]]の[[Altair 8800]]や、その後互換機として発売されたIMSの[[IMSAI 8080]]である。Altairは[[1974年]]に発表されたばかりの[[Intel 8080|8080]]マイクロプロセッサを採用していたが本質的には小型化された[[ミニコンピュータ]]であり、箱型の筐体に[[CPU]]や[[記憶装置]]を収容し[[端末]]を接続する形態であった。起動にも複雑な操作を必要とし本体単体のみではごく限定された機能・性能しか持ち得ないものであったが、拡張ボード([[S-100バス]]。後にIEEE-696として標準化された)によって柔軟に入出力装置や記憶装置の増設を可能としていたなどその後のパーソナルコンピュータの発展の起爆剤となった([[マイクロコンピュータ]]の記事も参照)。
 
[[File:Micromodem II in Apple II.jpg|thumb|160px|Apple II と[[モデム]]]]