「チキンライス」の版間の差分

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== 調理 ==
日本発祥の[[洋食]]のひとつとされており、味付けには大抵の場合においてトマトケチャップが用いられる。基本的な具材としては[[鶏肉]]、[[タマネギ|玉葱]]、[[マッシュルーム]]などが挙げられ、これらを[[みじん切り]]、あるいは小さな[[賽の目切り]]にして米飯と合わせた料理である。一般的な作り方は[[焼き飯]]同様に[[フライパン]]で調理し、最後にトマトケチャップを加えて仕上げるという方法であるが、油で炒めず[[炊飯器]]で調理したり、トマトケチャップ以外の調味料で味付けされる場合もある。
 
チキンライスは大正時代には'''チッケンライス'''と呼ばれ、炒めた鶏肉、[[にんじん]]、玉ねぎを加えて炊いた西洋風の[[炊き込みご飯]]であり、ケチャップを使用していないため、赤くはなかった。ケチャップ味になるのは、大正末期から昭和に入ってからとされている。チッケンライスは、主に教会で開かれる「クリスマス慈善会(現在のクリスマス会)」で、貧しい家庭の子供や孤児におむすびにして振る舞われた。クリスマスの知識を参考にしたボランティア・スタッフにより、西洋的で栄養価が高く大人数の子供でもたくさん食べられるものを、との理由で供された。