「子音交替」の版間の差分

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'''子音交替'''(しいんこうたい)とは、1つの[[言語]]の中で、[[語]]の置かれた環境によって(他の語との[[複合語|複合]]などで)[[子音]]が変化する現象。また言語によっては子音が変化することにより、単語が別の単語に変化するなど[[文法]]上の機能を持つこともある。子音変異などともいう。
 
なおこれとは別に、別の関係のある言語・方言の間で対応する単語に子音の違いが見られること(歴史的な子音推移による)を指す場合もある。
 
接合によって接続部の子音が変化する例は多くの言語に見られる。特に規則的で顕著なのが[[日本語]]の[[連濁]]である。また[[音便]]も子音交替に含めることもできる。
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英語では、名詞の[[数 (文法)|数]](knife-knives)や対応する名詞・[[動詞]](life-live)などの文法的変化に伴い語尾の子音交替が見られる。
 
[[フィンランド語]]では語幹内の子音交替([[子音階程交替]];[[格]]語尾の付加に伴う)による[[格変化]]が見られる。
 
似た現象に[[フランス語]]などの[[リエゾン]](単独では発音されない子音が母音の後続によって出現する)がある。