「タルゴ」の版間の差分

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m (→‎構造: 「国境駅」ではないので、画像のキャプションを修正しました。)
[[ファイル:A1-15v Spurwechselanlage Lérida.jpg|thumb|right|150px|[[リェイダ]]に設けられているタルゴ車両用の軌間変更装置]]
 
1942年に試作車のTalgoIが製造されて以降、現在までに複数の形式が開発されているが、すべて車輪が一軸独立であるという特徴を持つ<ref>[[レンフェ130系#ハイブリッド列車730系|レンフェ730系]]用のタルゴ客車編成の両端にある非電化区間運転用の電源車は、機関車側台車のみ2軸台車になっている。</ref>。左右の車輪をつなぐ車軸が存在せず、車輪の間に通路などを設けるための空間が確保できるため、車高が非常に低くなっている。
 
こうしたユニークな特徴を持つTalgoが開発された背景には、スペイン国鉄の抱える独特の問題がある。スペイン国鉄は[[広軌]](1668mm)を採用している<ref>{{Cite book|和書 |author = [[櫻井寛]] |year = 2009 |title = 今すぐ乗りたい!「世界名列車」の旅 |publisher = [[新潮社]] |page = 73 |isbn = 978-4-10-138471-9}}</ref>ため、曲線区間において内側と外側のレール長の差が、[[狭軌]]や[[標準軌]]のそれと比べて大きい。このため、左右の車輪が同じ速度で回転する通常の台車では、曲線通過時に車輪とレールの摩擦が大きくなり車輪が磨耗しやすい。またスペイン国鉄の路線には[[山岳路線]]が多く、必然的に周辺諸国と比較して曲線区間が多く曲線半径も小さい。