「機械式計算機」の版間の差分

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→‎タイガー計算器: この部分で「この型」としているのは、オドネルの計算機のサブセクションだったからで、構成変更にともなう修正が必要(だったので修正したはずだったのですが)
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== タイガー計算器 ==
[[File:Tiger calculating machine.jpg|thumb|240px|right|タイガー計算器([[国立科学博物館]]の展示)]]
日本では大正時代に[[大本寅治郎]]により「タイガー計算器」が開発され、その商標はブランドも含め同系統の構造の計算機を指す、日本における[[代名詞]]になっている([[商標の普通名称化]])。[[1970年]]まで販売された<ref group="注">タイガー計算機株式会社は、以降事務器製造に転じ、1970年代中期以降は[[タコグラフ]]や運送会社の運行管理コンピュータソフト開発に転じた。1991年にはタイガー株式会社と改称、2015年でも現存する。</ref>。『計算機屋かく戦えり』(ハードカバー版では pp. 154-155)によれば、大本は参考にした機械があるとは述べていなかったというが、基本的な構造は前述のオドネルの計算機に準じている。しかし、改良や高機能化は多岐にわたり、機械的な完成度の高さや、操作性のよいレバーによるリセット操作、累算カウンタの乗算と除算のモード切り替えが、最初の操作が加算か減算かによって自動的に選ばれるなどといった点は機能性も高い。
 
== 加算機 ==