「ウィングレット」の版間の差分

機体の製造時に装備される場合が多いが、航空機メーカーやサードパーティー製の改修キットにより後付けされる場合もある<ref>[http://www.banyanair.com/airframe-and-engine-services/learjet-aircraft-maintenance/ Learjet Maintenance and Parts - Banyan Air Service] - [[リアジェット]]機のメンテナンスの他、自社製ウィングレットを販売する会社</ref>。近年の[[原油価格]]の高止まりにより、ウイングレットを後付けする改修を施しても、その後の運航における燃料費削減で十分に改修費用の回収が可能として、これを行う航空会社も増加している。例えば日本国内では、[[全日本空輸]](ANA)が日本国内で初めて、2009年以降[[ボーイング767|ボーイング767-300ER]]16機にウイングレットを順次装着することを決定している。<ref>[{{Cite press release |title= 本邦初　ボーイング767-300ERにウイングレット！ 〜エコロジープラン2008-2011　の実現に向けて〜 |publisher= ANAグル−プ |date= 2008-07-11 |url= https://www.ana.co.jp/pr/08-0709/08-089.html ANAホームページプレスリリース|accessdate= 2008年7月11日付より　本邦初ボーイング7672020-300ERにウイングレット！]05-29}}</ref>。

燃費を考慮せずターンも多い[[エアレース]]では装着時の影響について議論があり[[マイク・マンゴールド]]が試行した程度だった。しかし2014年シーズンで[[ナイジェル・ラム]]がウィングレットを追加して好成績を収めた翌シーズンから、大型のウィングレットやウィングチップ・フェンスを追加する選手が増えている<ref>[{{Cite web|url= http://l-tike.com/redbullairrace/about_planes.html |title= 機体について |website= RED BULL AIR RACE CHIBA 2015 オフィシャルチケットサイト] |accessdate= 2020-05-29 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20150321194459/http://l-tike.com/redbullairrace/about_planes.html |archivedate= 2015-03-21 }}</ref><ref>[http://www.redbullairrace.com/m/ja_JP/article/yoshi-muroya-interview-part2 室屋義秀選手 インタビュー： 後編 | Red Bull Air Race]{{リンク切れ|date=2020年5月}}</ref><ref>[{{Cite web|url= http://www.redbullairrace.com/ja_JP/article/winglet-wars-spielberg |title= 増え続けるウイングレット |publisher= Red Bull Air Race] |date= 2015-09-04 |accessdate= 2020-05-29 |archiveurl= https://web.archive.org/web/20150907192146/http://www.redbullairrace.com/ja_JP/article/winglet-wars-spielberg |archivedate= 2015-09-07 }}</ref>。