「シンガポール航空006便離陸失敗事故」の版間の差分

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2000年10月31日午後11時17分(現地時間)に台北の[[台湾桃園国際空港|中正国際空港(現・台湾桃園国際空港]])からの離陸に失敗し炎上大破した。この事故で乗客159名、乗員20名の合わせて179名のうち、日本人1名を含む83名が死亡し80名が重軽傷を負う大惨事となった。
 
事故発生当時、台北近辺には[[平成12年台風]]20号|台風20号]]が接近中で、台湾島一帯が風速15m以上の強風圏に入っており、当日は強い風雨のため発着する国内線航空便の欠航が相次いでいた。そのため当初事故の原因は台風の強風による機体の横転や、[[ウインドシア]]ではないかとする推測が出された。
 
しかし、事故から生存した3名の運航乗務員の全員からの証言や管制官の証言や、搭載されていた[[CVR]]と[[ブラックボックス (航空)#フライトデータレコーダー(FDR)|DFDR]]の解析結果から、管制官から指示された滑走路とは別の滑走路を使用したことによる[[パイロットミス]]と判明した。