「男はつらいよ フーテンの寅」の版間の差分

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→‎あらすじ: 細かい内容を修正しました。とらやの人たちの寅次郎への気持ちを描くということで、年越しの部分を付け足しました。
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|次作=[[新・男はつらいよ]]
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『'''男はつらいよ フーテンの寅'''』(おとこはつらいよ フーテンのとら)は、[[1970年]][[1月15日]]に公開された[[日本映画]]。[[男はつらいよ|『男はつらいよ』]]シリーズの3作目。同時上映は『[[ひばり森進一の花と涙と炎]]』。
 
== あらすじ ==
久々に故郷柴又に帰ってきた寅次郎を見合い話が待っていた。本人もすっかりその気になったが、相手の駒子は寅次郎と旧知幼馴染であり、しかも旦那持ちであった。寅次郎は駒子の妊娠も知らずに旦那が浮気したと聞くや、二人の仲を取り持つために一肌脱ぐ。しかし、二人のための結婚式や新婚旅行まがいの宴会やハイヤーの代金をくるまとらやに請求したことが原因でおいちゃんと大ゲンカしてしまい、いたたまれなくなった寅次郎は再び旅に出る。
 
旅先の[[湯の山温泉]]で病に倒れ腹を下した寅次郎は、そこでお志津という便所を借りに温泉宿・もみじ荘に入り浸り、そこの女将に出会い、手厚い看護・お志津の同情受ける買って宿に泊めてもらう未亡人のお志津に惚れ込んた寅次郎は、宿代癒えてからないことを理由に湯の山温泉みじ荘に居着くようになり住み込みの番頭として女将のために一生懸命働く。お志津一方で、弟・信夫となじみの芸者・染奴とお志津の弟・信夫との仲を取り持つことに奔走して、お志津に感謝され、お志津の小さな女の子を可愛がるあまり風邪を引いて、お志津に看病されて、寅次郎は有頂天になる。しかし、寅次郎の知らないところで、お志津には再婚を考えている相手がいることを寅次郎は知らなかたのだった。
 
とらやでは、年越しに駒子ら夫婦を招き、新年の門出を祝う。ちょうど見ていたテレビで、霧島神宮で啖呵売をしていた寅次郎が取材される。正月を家でこたつに入って祝えず、子どもがいるかのように振る舞い、お志津に向けて呼びかけるような寅次郎の様子を見て、とらやの人びとは涙ぐむ。しかし、寅次郎は、伊勢で恥をかいて悲しい思いをしたばかりとは思えないほど、桜島の見える船の中で笑いを振りまくのであった。
 
== 概要 ==