「二次元NMR」の版間の差分

2次元NMRのもたらす利点。
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(2次元NMRのもたらす利点。)
'''二次元NMR'''(にじげんエヌエムアール)は[[核磁気共鳴]] (NMR) 分光法のひとつの手法であり、'''2D-NMR'''とも略称する。測定結果であるスペクトルは横軸を被測定核の[[核磁気共鳴#化学シフト|化学シフト]]とし縦軸を測定法による種々のパラメーターとした2次元平面の各点の強度として示される。二次元NMRスペクトルのピークは両パラメータ軸への平行線の交点に現れるという意味から'''交差ピーク'''または'''クロスピーク'''と呼ばれる。縦軸のパラメータの種類とクロスピークの出現機構により非常にたくさんの二次元NMR測定の種類が考えられ実際に使用されている。普通は後述の対角ピークは交差ピークには含まない。状態が似ている水素が多いと、通常の1次元ピークでは多くのピークが重なり、解析が困難となる。この方法によって、ピークを2次元形式で表示することでピークを分けてより見やすくすることが可能である
 
さらにパラメーター軸を追加した3次元NMRや多次元NMRも開発され使用されている。通常のNMRを多次元NMRと特に区別したい場合には「1次元NMR (1D-NMR)」と呼ぶことがある。
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