「二宮清純」の版間の差分

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[[オリンピック競技]]、[[野球]]、[[サッカー]]、[[ラグビー]]、[[プロボクシング]]、[[大相撲]]、[[プロレス]]等を取材している。[[日本経済新聞]]、[[スポーツニッポン新聞]]、[[サンデー毎日]]、[[週刊現代]]、[[文藝春秋 (雑誌)|文藝春秋]]、[[週刊大衆]]、[[ビッグコミックオリジナル]]、[[漫画ゴラク]]、[[小説宝石]]、[[フィナンシャルジャパン]]、[[経済界 (出版社)|経済界]]、[[Sports Graphic Number|Number]]などに連載コラムを持つ。[[山際淳司]]の場合は野球、[[中西哲生]]の場合はサッカーなどと特定のジャンルで知名度が高い[[スポーツライター]]、[[ジャーナリスト]]も多くいる中、二宮も特定のジャンルに偏らず取り上げる範囲は広い。またテレビやラジオ番組の構成も手掛け、1996年に「野茂&ラモス 世界に翔くドリームトーク」(ニッポン放送)の構成でギャラクシーラジオ優秀賞受賞。野茂英雄は、自らのメジャーリーグ挑戦を支持した二宮について「多くのマスコミが、機構や球団にべったりになっている中、きちんと筋を通し、各メディアで野球協約の不備や日本球界の閉鎖性を鋭く指摘してくれました」と述べている。<ref>『夢と闘争:ベースボール・ギャップ:野茂英雄の反骨人生』(ザ・マサダ、1996年). 2020年6月4日閲覧</ref>同年に[[三池崇史]]が監督を務め、ケイエスエスが公開したオリジナルビデオシリーズ[[喧嘩の花道|「大阪最強伝説 喧嘩の花道」の原作者]]でもある。2000年から2001年にかけて、[[サンデースポーツ|NHK「サンデースポーツ」]]のレギュラーコメンテーター、2007年から2015年にかけて[[小学館ノンフィクション大賞|小学館ノンフィクション大賞選考委員]]も務めた。他に2002FIFAワールドカップ記念[[日本サッカーミュージアム]] アドバイザリーボード委員、認定NPO法人健康都市活動支援機構理事、[[TBSラジオ|TBSラジオ&コミュニケーションズ]]番組審議会委員、[[スカパーJSATホールディングス|スカパーJSATグループ]]番組審議会委員なども歴任した。
 
二宮はスポーツライターの分野にとどまらず、政治・経済に関する発言も多く衆議院議員の[[河野太郎]]との共著で「変われない組織は滅びる」([[祥伝社新書]])、またビジネス書として[[羽生善治]]との共著「歩を『と金』に変える人材活用術」([[廣済堂新書]])というタイトルの本も出版している。羽生善治は二宮について「以前、将棋雑誌で対局の観戦記を書いていただいたことがありました。その対局は深夜まで行われ、しめ切りは次の日の朝だったのですが、何事もないかのように文章をまとめられたと担当した人が言っていました。まさにプロの仕事という感じなのですが、今回の対談でそれを強く考えさせられました」と述べている。<ref>『歩を「と金」に変える人材活用術』(2019年3月2日、廣済堂出版新書、2019年3月2日). 2020年6月4日閲覧</ref>最近は雑誌の『[[潮出版社|潮]]』、『[[第三文明社|第三文明]]』に寄稿することが多いため「[[創価学会]]寄り」と見られることがあるが、それについて二宮は、「『[[しんぶん赤旗|赤旗]]』にコメントを出せば[[日本共産党|共産党]]寄り、『[[正論 (雑誌)|正論]]』や『[[諸君!]]』に執筆した時は[[右翼|右寄り]]と言われた。媒体によって主張を変えることはない」と語っていた。
 
二宮の取材実績として、[[夏季オリンピック]]は1988年ソウル大会から2008年北京大会まで連続で現地取材を行っている。[[冬季オリンピック]]も1998年長野大会、2002年ソルトレイクシティ大会を現地取材、[[FIFAワールドカップ|サッカーW杯]]も1990年イタリア大会から2006年ドイツ大会まで5大会連続で現地取材している。[[東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会]]会長の[[森喜朗]]は、二宮を「この人は辛口だけど、どちらかに偏らずきちんと取材をしてくれる。疑問点があれば地方からでも電話をよこす」と評している。<ref>五輪に「ワンチーム」は必要か? 中央公論 (中央公論新社、2020年6月号). 2020年6月5日閲覧</ref>
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*『プロ野球の名脇役』([[光文社新書]])
*『最強の広島カープ論』([[廣済堂新書]])
*『野球パーフェクト図鑑 (もっと知りたい!図鑑)』(2016([[ポプラ社]]、2016年4月2日、ポプラ社
*『広島カープ最強のベストナイン』(2016年5月19日、[[光文社新書]]、2016年5月19日
*『プロ野球 人生の選択 〜なぜあの選手は生き残ったのか?』(2018([https://www.kosaido-pub.co.jp/ 廣済堂新書]、2018年9月29日、廣済堂新書) 新書
 
=== 共著 ===
*([[江川卓 (野球)|江川卓、]][[高橋源一郎]])『SPORTSうるぐす 夢野球』(1996年6月11日、[[日本テレビ放送網]]、1996年6月11日
*[[仰木彬|(仰木彬]])『人を見つけ人を伸ばす:個性を発掘する人材活用術』([[光文社]]、2002年6月、ISBN 4334007414)
*(木村剛)『野球と銀行-なぜ日本は失敗したか』(2003年7月14日、[[東洋経済新報社]]、2003年7月14日
*([[樋口美雄]])『日本プロ野球改造計画』(2005年3月1日、[[日本評論社]]、2005年3月1日
*(木村剛)『フォワードなき日本格差社会』(2006年9月1日、ナレッジフォア、2006年9月1日
*([[羽生善治]])『歩を「と金」に変える人材活用術』(2007年10月1日、[[日本経済新聞出版社]]、2007年10月1日
*([[羽生善治]])『歩を「と金」に変える人材活用術』(2019年3月2日、廣済堂出版新書、2019年3月2日)新書化
*([[富家孝]])『一流アスリートの「身体脳力」』(2010年3月2日、[[青春新書インテリジェンス]]、2010年3月2日
*([[河野太郎]])『変われない組織は亡びる』(2010年7月2日、[[祥伝社新書]]、2010年7月2日、ISBN 9784396112066)
*([[権藤博]])『継投論 投手交代の極意』(2017年12月1日、[[廣済堂新書]]、2017年12月1日
*([[衣笠祥雄]]、[[江夏豊]])『昭和プロ野球の裏側』(2018年3月31日、[[廣済堂新書]]、2018年3月31日
*([[元木大介]])『長嶋巨人 ベンチの中の人間学』(2019年6月3日、廣済堂出版、2019年6月3日
*([[権藤博]])『打者が嫌がる投球論 投手が嫌がる打撃論』(2019年12月12日、廣済堂新書、2019年12月12日
 
== 連載 ==