「ハーブ」の版間の差分

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ハーブには薬効が強く、[[副作用]]のあるものや、有毒なものもある。また欧州では伝統生薬の一部が、[[伝統生薬製剤の欧州指令]]によって医薬品としても流通している。日本でも2007年の承認申請の簡略化によって、2011年には、足のむくみに効果のある、赤ブドウ葉乾燥エキス混合物が医薬品として承認された<ref>{{Cite news |author= |title=【厚労省】西洋ハーブ製剤の承認申請‐海外データ活用を容認 |url=http://www.yakuji.co.jp/entry2615.html |date=2007-03-28 |newspaper=薬事日報 |accessdate=2015-10-01}}</ref>。
 
日本においてハーブは、[[医薬品医療機器等法]]で[[医薬品]]に分類されないものは[[食品]]に区分されて市販されている。しかし、その中には[[セント・ジョーンズ・ワート]]の様に、国によって[[うつ病]]など病気に薬として処方されるハーブもある。ほかにも、ハーブから抽出された[[イチョウ]]葉エキスや、[[エゾウコギ]]など、薬物との相互作用に注意を要するものもある<ref>内田信也、山田静雄「[http://www.jsac.or.jp/bunseki/pdf/bunseki2007/200709kougi.PDF 食品・サプリメントと医薬品の相互作用]」 (PDF) 『ぶんせき』2007年9月、454~460頁</ref>。また妊娠中や乳幼児の摂食に対して安全性の確認されていないものも多い。
 
[[ヒヨス]]のように、[[向精神薬]]作用のあるものもある。規制を逃れたものが[[脱法ハーブ]]、[[危険ドラッグ]]と呼ばれ、近年使用者の犯罪行為などがあり、問題視されている。また、ハーブという言葉が、[[大麻]]を指す[[隠語]]として使われることもある。