「SFドラマ 猿の軍団」の版間の差分

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| 放送回数 = 26
| プロデューサー = 高橋亦一(円谷プロダクション)<br />忠隈昌(TBS)
| OPテーマ = [[子門真人]](と[[杉並児童合唱団]])<ref group="注" name="Actor1">オープニング映像には[[杉並児童合唱団]]の名もクレジットされているが、現行の音盤には記載されていない。</ref>「猿の軍団」
| EDテーマ =
| 外部リンク =
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主役級の猿は、俳優がマスクを被った後に皮膚とマスクの間を違和感がなくなるようラバー素材でつないでいる{{Sfn|SFドラマ大図鑑|2013|p=112}}<ref name="f9"/>。エキストラの猿はつなぎのメイクは施されず、目元を黒塗りにすることで違和感を抑えている{{Sfn|SFドラマ大図鑑|2013|p=112}}。メーク担当の田宮宏祐は当時の記事の中で、「目とマスクの境界線を隠すのが難しく、造形側と打ち合わせが十分でなかったためやりにくい」と述べている<ref name="f9"/>。
 
ゲバー役の[[畠山麦]]が、クランクイン前にマスクを被って走るテストを行っていた最中に倒れて救急車で運ばれるという事故があった{{Sfn|SFドラマ大図鑑|2013|pp=113、115}}。ビップ大臣役の[[大前均]]はクランクインが夏であったため、暑さのため顔中が水ぶくれ汗疹だらけになってしまい、「被っても1時間でダメになってしまう」と述べている<ref name="f9"/>。
 
=== 特撮 ===
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=== 猿の軍団 ===
; ゲバー署長
: 猿の国の警察署長。何者かに家族を皆殺しにされ、この犯人を裸の猿(=人間)だと思い込み激しく憎む。とりわけ死んだ家族の傍にいたゴードを仇と見なしてつけ狙う(実際の犯人は後日明かされる)。ビップ治安大臣によって一度は罷免されるが、その性格を利用しようとするルザーの陰謀で復職し、和子やゴードたちを追跡する。
: しかし、自分の行動を妨げるユーコム円盤への血を吐くような抗議によって見せられた過去の映像により、妻子の件が誤解で、自分自身が知らずに息子を撃ち殺していたことを知らされて絶望する。ビップに説得されて生きながらえ、ゴードに詫びながら何処かへと立ち去る。
:弟のガーバがいる。
; ビップ治安大臣
: 肩書きは治安大臣だが、実質的な指導者である。猿と人間は対立せず共存すべきという考えを持っており、ルザーとは対立している。滅びかかった人間を守ろうとゴードにも対話を呼びかけ、和子たちを何かと助けようとする。チンパンジー派の反乱で、負傷の治療を名目に一度は軟禁される。自身の率いる特別部隊やゴードたちの活躍、民衆の支持によって復権するが、争いを避けるためルザーに政権を平和裏に委譲して隠棲する。
; サボ副官
: ビップ治安大臣に仕えるゴリラの副官。
:つねにビップ治安大臣を支えていたが、最後はチンパンジーの反乱によるクーデターで軍による襲撃され銃殺されてしまう。
; ルザー政府長官
: ビップ治安大臣とは何かと対立する野心家。和子たち人間が現れたのを機に、政権を手中に収めようと陰謀を画策、クーデター計画「パンジー作戦」を敢行する。
:ビップ治安大臣を軟禁し、他の政府要人も次々と暗殺するなど、一旦は政権を手にしかけるが、ビップ治安大臣の復権を求める民衆たちの死を覚悟した、命懸けの抗議を前に、士気を失った部下たちが相次いで離反したため、計画は失敗に終わる。ビップの説得で政権にはとどまるも、完全に自分の負けを認めて改悛し、裸の猿(=人間)への攻撃を中止させる。
; ゴビー長官
: 地方長官。
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: 25話では、猿と人間との共存は不可能との判断を下し、ゴードたち4人に他惑星への移住かコールドスリープカプセルによる未来への移住かの選択を迫る。
;チップ
:人類が海岸ステータスに留守番として造ったロボット。人間の命令しか聞かないように作られている為、猿たちとの戦いに打って出た人間たちの最後の命令である留守番の役目を守り、そのまま主人の人間たちを待ち続けていた。胴体から[[スパゲッティ]]を作り出す機能を持つ。猿たちから「鉄の猿」と呼ばれる。ゴードたちを逃がすためにゲバー率いる軍団と戦い、破壊されてしまう。同型のポップもいる。
 
=== 現代の人間 ===
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== 主題歌・挿入歌 ==
* 主題歌:「猿の軍団」
** 作詞:[[たかたかし]] / 作・編曲:津島利章 / 歌:[[子門真人]](と[[杉並児童合唱団]])<ref group="注" name="Actor1" />
* 挿入歌:「何処かで愛が」
** 作詞:阿部基治 / 作・編曲:津島利章 / 歌:[[藤田淑子|藤田とし子]](レコード用音源)、[[斉藤浩子]](劇中使用音源)