「ジェシー・ハリス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
428行目:
: "Karass"
 
'''日本の番組'''
*[[世界の車窓から]] (テレビ朝日系)
: [[2004年]][[2月12日]] "Just A Photograph"
437行目:
: "I Don't Want to Change Your Mind"
 
== 映画「痛いほどきみが好きなのに」およびイーサン・ホークとの交流 ==
かねてから親交のあった<ref>[http://www.j-wave.co.jp/blog/entertainmentexpress/2008/05/chemistry.html J-WAVE エンターテイメント・エクスプレス ブログ 2008年5月15日]</ref>俳優[[イーサン・ホーク]]の監督2作目となる映画『[[痛いほどきみが好きなのに]]』([[2006年]]、日本公開は[[2008年]]5月17日)に歌手の役で出演。劇中歌とスコアのほとんどを担当した。映画は2006年の[[ヴェネツィア国際映画祭]]に出品され、レッドカーペットを他の出演者とともに歩いた。
 
監督の[[イーサン・ホーク]]はジェシー・ハリスの音楽を「この映画でのナレーションの役目」と語っている。なお、ホークは出会った当初のハリスについては「あまりにルックスがよくて女の子がみんな夢中になった」ので当時は彼のことが気に入らなかったという<ref>[http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=33468053 2008年イーサン・ホーク来日時のインタビュー動画]</ref>。なお、ホークの主演映画『[[恋人までの距離]]』(1995年)、『[[ビフォア・サンセット]]』(2005年)、『[[ビフォア・ミッドナイト]]』(2013年)での彼の役名はジェシーである。
 
劇中挿入歌には、本人の歌う新曲と、過去のジェシー・ハリスの曲を[[ノラ・ジョーンズ]]、[[ウィリー・ネルソン]]、[[エミルー・ハリス]]、[[ブライト・アイズ]]、[[ファイスト]]、[[キャット・パワー]]、[[ブラッド・メルドー]]などが[[カバー]]したものが使用されている(ほんの数曲、他のミュージシャンのカバーも流れる<ref>[http://www.imdb.com/title/tt0496319/soundtrack IMDb: The Hottest State (2006)]</ref>)。参加ミュージシャンは、「脚本の中のそのシーンを一番体現してくれる、その曲を通して饒舌に語ってくれる」ことを基準に選ばれた<ref>[http://www.cinema-factory.net/contents/439_hottest/interview.html 『痛いほどきみが好きなのに』イーサン・ホーク インタビュー|シネマファクトリー]</ref>。
 
劇中歌とスコアを収録した[[サウンドトラック]](Hickory Records)は、米国[[デイリーニューズ (ニューヨーク)]]の2007年間CDトップ10の6位にランクイン、日本でも[[タワーレコード]]のウェブサイトで年間優秀作品として取り上げられるなど高い評価を得た<ref>[http://www.bounce.com/articleset/articleset.php/360 Opus Of The Year 2007 特集:2007年の決定盤はこれだ!!]</ref>。
 
日本盤は[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー]]から発売。[[JUJU]]が日本語で歌う"Somewhere Down The Road"(訳詞:[[森たまき (ミュージシャン)|TAMAKI MORI]]、TSUBASA NISHITANI)がボーナストラックとして収録された。また日本では劇場公開時のエンディング曲も、オリジナル版の[[ファイスト]]ではなく、JUJUの歌うバージョンが使用された。ソフト化の際はファイストのバージョンとなっている
 
監督の[[イーサン・ホーク]]はジェシー・ハリスの音楽を「この映画でのナレーションの役目」と語っている。なお、ホサンは出会った当初のハリスジェシーについて「あまりにルックスがよくて女の子がみんな夢中になった」ので当時は彼のことが気に入らなかったという<ref>[http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=33468053 2008年イーサン・ホーク来日時のインタビュー動画]</ref>。なお、サンの主演映画『[[恋人までの距離]]』(1995年)、『[[ビフォア・サンセット]]』(2005年)、『[[ビフォア・ミッドナイト]]』(2013年)での彼の役名はジェシーである。
 
対するジェシーはイーサンについて「初めて出会ったのは、イーサンが僕のライブをNYのブリーカー・ストリートにあるクラブに観に来てくれたときかな。ライブが終わった後、「とても楽しかったよ」と挨拶に来てくれたんだ。若くて、ルックスもよくて、そのとき着ていた革のジャケットも似合っていて、とてもカッコよかった。1998年にユマ(・サーマン)と結婚するまでの数年間は、よく遊んでいたよ。結婚して、(娘の)マヤが生まれてからはとても忙しくなって、僕もジェシー・ハリス&ザ・フェルディナンドスというバンドを結成してツアーに出ていたので、彼と会う機会は減ってしまった。でも、『痛いほどきみが好きなのに』が制作されるときに、彼が「音楽を作曲してほしい」と声を掛けてくれたんだ。イーサンとのコラボレーションはとても楽しかったよ。その作品をきっかけに、彼と会う機会が増えたんだ。」と語っている。<ref>{{Cite web|title=『ワンハリ』出演の女優&歌手マヤ・ホークの音楽Pはイーサン・ホークの旧友ジェシー・ハリス!2人の来日インタビュー|url=https://www.banger.jp/movie/23479/|website=BANGER!!!|accessdate=2020-06-10|language=ja}}</ref>
 
映画製作期間中は「とても時間のかかる工程だったけど、ひとつも難しいことはなくて、とにかく楽しかったよ。自分が作った曲を劇中でどう構成していくか、自由に考えることができたんだ。イーサンに音楽のテーマだけ伝えて、彼とそれぞれのシーンに合うものを選んで、映画を観ながら即興で作った曲もあった。こういった過程を経験して、映画監督の視点を学ぶことができたんだ。実は作曲家の多くが、映画音楽を手がけるのは最悪なことだと思っているんだよ。最近の映画を観たら分かると思うけど、作曲家が楽しんで曲を作れていないんだ。『ティファニーで朝食を』(1961年)や『ゴッドファーザー』(1972年)、『ロッキー』(1976年)、『スター・ウォーズ』(1977年)、『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981年)などの映画では、音楽が俳優の演技と同じくらい、とても重要な位置にあった。最近の映画音楽はムード作りのためだけのもので、とても機能的になって個性が失われてしまっている。でも、イーサンは僕にすべてを託してくれて、僕らが作った音楽を劇中で大切に使ってくれたんだ。」と語っている。<ref>{{Cite web|title=『ワンハリ』出演の女優&歌手マヤ・ホークの音楽Pはイーサン・ホークの旧友ジェシー・ハリス!2人の来日インタビュー|url=https://www.banger.jp/movie/23479/|website=BANGER!!!|accessdate=2020-06-10|language=ja}}</ref>
 
2017年ごろからイーサンの長女マヤ・ホークと曲制作を開始、2019年にデビュー曲「To Love A Boy」、2020年のデビューアルバム「Blush」をそれぞれプロデュースしている。<ref>{{Cite web|title=『ストレンジャー・シングス』ロビン役マヤ・ホークが音楽活動もしてるって知ってた? ジェシー・ハリスとのコラボレーションについて語る|url=https://www.banger.jp/movie/23477/|website=BANGER!!!|accessdate=2020-06-10|language=ja}}</ref>
日本盤は[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー]]から発売。[[JUJU]]が日本語で歌う"Somewhere Down The Road"(訳詞:[[森たまき (ミュージシャン)|TAMAKI MORI]]、TSUBASA NISHITANI)がボーナストラックとして収録された。また日本では劇場公開時のエンディング曲も、オリジナル版の[[ファイスト]]ではなく、JUJUの歌うバージョンが使用された。
 
== 来日公演 ==
 
'''[[2002年]]'''
:12月に「Jesse's Box」の発売に合わせ来日。12月21日に[[HMV]]横浜VIVRE店でインストアライブの後、下北沢ラ・カーニャで公演。共演は[[MAMALAID RAG]]で、この時の模様は[[CS放送]]Veiwsic(現[[MUSIC ON! TV]])の番組で紹介された。
 
'''[[2005年]]'''
567 ⟶ 573行目:
*6月30日 上野恩賜公園野外ステージ (東京)
:'''ウォッチング・ザ・スカイ Vol.5'''
:出演 - ジム・カンピロンゴ([[リトル・ウィリーズ]])、[[七尾旅人]]、[[i-dep]]、[[アフルレッドビーチサンダル]]、[[プリドーン|Predawn]]
*7月1日 横浜 Thumbs Up (神奈川)
*7月2日 青山 SPIRAL RECORDS(東京)"夜の演奏会" vol.13(インストア・ライブ)
641 ⟶ 647行目:
 
* 4月27日・28日・29日 ブルーノート東京
来日メンバー:Jesse Harris(g,vo)、Petra Haden(vo)、Will Graefe(g)、Ben Davis(b)、Jeremy Gustin(ds)
 
来日メンバー:Jesse Harris(g,vo)、Petra Haden(vo)、Will Graefe(g)、Ben Davis(b)、Jeremy Gustin(ds)
 
 [インストア・ライブ]
 
653 ⟶ 657行目:
 
* 9月8日・9日・10日 ブルーノート東京
来日メンバー:Kandace Springs(vo,p)、Jesse Harris(g)、Jesse Bielenberg(b)、Dillon Treacy(ds)
 
来日メンバー:Kandace Springs(vo,p)、Jesse Harris(g)、Jesse Bielenberg(b)、Dillon Treacy(ds)
 
''' 2017年 '''
'''JESSE HARRIS MUSIC FOR CHAMELEONS TOUR IN JAPAN 2017'''
665 ⟶ 667行目:
* 6月10日 (土) 東京 COTTON CLUB
* 6月11日 (日) 東京 COTTON CLUB
来日メンバー:Jesse Harris(vo, g), Will Graefe(g, b, background vocals), Jeremy Gustin(ds, perc),
 
来日メンバー:Jesse Jesse HarrisCarmichael(vokey, g), Will Graefe(g, b, background vocals), JeremyJason GustinLader(dsb, perckey),
Jesse Carmichael(key, g, background vocals), Jason Lader(b, key)
 
''' 2018年 '''
 
* 12月17日・18日 ブルーノート東京
来日メンバー:Maya Hawke(vo)、Jesse:Jesse Harris(g,vo)、Will Graefe(g,vo)、BenjaminRicardo LazarDias DavisGomes(b)、MichaelJeremy RiddlebergerGustin(ds)
 
来日メンバー:
 
''' 2019年 '''
[[マヤ・ホーク]]のサポート
 
* 11月20日・21日 ブルーノート東京
来日メンバー:Maya Hawke(vo)、Jesse Harris(g,vo)、Will Graefe(g)、Benjamin Lazar Davis(b)、Michael Riddleberger(ds)
 
来日メンバー:Maya Hawke(vo)、Jesse Harris(g,vo)、Will Graefe(g)、Benjamin Lazar Davis(b)、Michael Riddleberger(ds)
 
==外部リンク==
690 ⟶ 687行目:
* [http://undertowmusic.com/jesse-harris/ Undertow Music - マネージメント契約会社]
 
* [http://www.jesseharris.jp 日本盤レーベル (2015年ごろまで) - ヒルストーン]
* [http://www.plankton.co.jp/jesse/ 日本盤レーベル(2010年まで) - プランクトン]
* [http://www.universal-music.co.jp/jazz/artist/jesse_harris/ 日本盤レーベル(2005年まで) - ユニヴァーサル]
707 ⟶ 704行目:
* [http://theimagista.com/stories/musical-musing/ Imagista] (2014年、英語)
*[https://www.musicvoice.jp/news/201902160113801/ Music Voice](2019年)
*https://www.banger.jp/movie/23477/
 
== 脚注 ==