「セーブル (紋章学)」の版間の差分

 

=== 中央ヨーロッパにおけるセーブル ===

[[ファイル:Coat of arms of Samogitia.svg|thumb|120px|ジャマイティヤ（[[リトアニア]]の地方）の歴史的な紋章]]

セーブルは、[[イギリス]]と[[フランス]]の紋章学では原色と見なされ、より明るい色である金属色の[[アージェント (紋章学)|アージェント]]と[[オーア (紋章学)|オーア]]と対をなす。しかし、[[ドイツ]]、[[ポーランド]]の紋章学と[[中央ヨーロッパ]]のその他の地域の紋章学において、稀に原色の分類にセーブルが含まれないことがある。その結果、黒の十字紋が赤い盾に現れることがあったり、[[アルバニア]]の紋章の場合のように、セーブルの鳥が[[アジュール (紋章学)|アジュール]]又は[[ギュールズ (紋章学)|ギュールズ]]の領域に現れることがあったりする。