「不凍液」の版間の差分

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{{Cite web |date= |url=https://lv.nissan.co.jp/LVCAR/NV350CARAVAN/PICKUP/price.html |title= NV350キャラバン 送迎タイプ|publisher= 日産自動車ホームページ|accessdate=2018-10-27}}</ref>。
 
エンジンの場合も暖房の場合も、濃度管理は適切に行う必要がある。エンジンでは濃度が高すぎると、高負荷時に[[オーバーヒート]]の原因になる。暖房でも、循環液を補充する際は、濃度が濃くなりすぎないように調整する必要がある。逆に水などで薄めてしまうと、凍結や性能低下の原因になるため、説明書にしたがって補充することが好ましい。ただし、濃度が低い方が熱伝導率は高いため、夏季は濃度を低めてエンジンに使用するユーザーもいる。また、業務使用等で主に事業用ナンバープレートをつけた営業車の場合、車検・点検の間隔が短く交換サイクルも短いことが前提となっている場合は水のみを補充していることが多々ある。
 
== 不凍液の色 ==
エチレングリコール自体は[[無色]]であるが、市販の不凍液には[[誤飲]]防止用および不凍液確認用に着色剤によって[[色]]がつけられている。その色は製品によって異なるが、自動車用の不凍液を例にすると、日本車では主に[[赤]]と[[緑]]のものが用いられており、他にも薄い[[青]]や[[ピンク]]、[[黄色|黄]]などもある。これは製造するメーカーの違いや不凍液を使用する機材の違いなどの理由により色が異なっているもので、この色の違いが不凍液の性能を示しているものではない。色が違うものを混用すると色の組み合わせによってはラジエーターや冷却水経路の異常と誤認しかねないため通常は純正と同じ色のもので補充・交換するのが望ましいが、保守上の都合等(例:自社の営業所内で整備する場合に複数のメーカーの車種を保有しているが油脂・液体類は単一メーカーのもので揃えている場合)で他メーカーの純正やその相当品、あるいは性能面の都合で社外品を用いる等の場合は初回にラジエーターや冷却水経路内をよく洗浄したうえで交換する必要がある
 
== 高性能不凍液 ==