「秋篠寺」の版間の差分

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[[画像:Akishinodera-south-gate.jpg|thumb|right|200px|秋篠寺南門]]
[[画像:Akishinodera-east-gate.jpg|thumb|right|200px|秋篠寺東門]]
[[Image:Akishinodera1.jpg|thumb|right|300px|秋篠寺本堂(国宝)]]
'''秋篠寺''' (あきしのでら)は、[[奈良県]][[奈良市]]秋篠町にある寺院。本尊は[[薬師如来]]、開基(創立者)は[[善珠]]とされている。山号はなし。宗派はもと浄土宗に属したが現在は[[単立]]である。伎芸天像と[[国宝]]の本堂で知られる。
 
==起源と歴史==
奈良市街地の北西、[[西大寺 (奈良市)|西大寺]]の北方に位置する。奈良時代の[[法相宗]](南都六宗の1つ)の僧・[[善珠]]が創建したとされ、地元の豪族秋篠氏の氏寺とも言われているが、創建の具体的な時期や事情については、たしかなことはわかっていない。『[[続日本紀]]』に[[宝亀]]11年([[780年]])、[[光仁天皇]]が秋篠寺に食封(じきふ)一百戸を施入したとあるのが文献上の初見である(食封とは、一定地域の戸(世帯)から上がる租・庸・調を給与や寺院の維持費等として支給するもの)。また、『[[日本後紀]]』には[[大同 (日本)|大同]]元年([[806年]])、[[桓武天皇]]の五七忌が秋篠寺で行われたことが見え、天皇家とも関連の深い寺院であったと思われる。