「アレニウスの式」の版間の差分

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:<math>k = A \exp\left(-\frac{E_{\mathrm{a}}}{RT}\right)</math>
::<math>A</math> :温度に無関係な定数([[#頻度因子|頻度因子]]<ref>{{Cite book|title=わかる反応速度論|url=https://www.worldcat.org/oclc/865053802|publisher=三共出版|date=2013.10|location=東京|isbn=978-4-7827-0698-5|oclc=865053802|last=|last2=|year=2013/10/10|author=斎藤 勝裕|edition=1|pages=100-111, 120-123,128-129}}</ref>
::<math>E_{\mathrm{a}}</math>:[[活性化エネルギー]](1[[モル|mol]]あたり)
::<math>R</math> :[[気体定数]]
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アレニウスの式にあるボルツマン因子は2つの気体分子の2次反応において[[マクスウェル・ボルツマン分布]]を積分することで得られるが、一般的な場合において理論的に導出することはできず、アレニウスの式は経験的に得られた式である<ref name=tanaka/>。
 
== 頻度因子 ==
== 頻度因子<ref>{{Cite book|title=わかる反応速度論|url=https://www.worldcat.org/oclc/865053802|publisher=三共出版|date=2013.10|location=東京|isbn=978-4-7827-0698-5|oclc=865053802|last=|last2=|year=2013/10/10|author=斎藤 勝裕|edition=1|pages=100-111, 120-123,128-129}}</ref> ==
二分子反応が起こる条件の一つは分子間の衝突が起こることであり、もう一つは活性化エネルギーの山を超えることである。したがって、反応速度は衝突の回数に活性化エネルギーの峠を超える確率を掛けることで表される。ここで衝突の回数は頻度因子で表され、活性化エネルギーの峠を超える確率はボルツマン分布で表される。
{{Chem-stub}}