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1行目:
{{出典の明記|date=2015年8月}}
{{競走馬
|画 =
|説 = ▼
|名 = エルセニョール
|英 = {{lang|en|El Senor}}<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>▼
|性 = [[牡馬|牡]]▼
|色画 = [[芦毛]]no
|性 = [[牡馬|牡]]<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
▲|英 = {{lang|en|El Senor}}
|色 = [[芦毛]]<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
|種 = [[サラブレッド]]<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
|生 = [[1984年]]
|生 = [[1984年]][[3月31日]]<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
|死 =
|父 = [[ヴァルデ|Valdez]]<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
|母 = Sunrise Sue<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
|母父 = [[グレイドーン|Grey Dawn II]] <ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
|産 = Fontainebleau Farm<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
|国 = {{USA}}([[ケンタッキー州]])<ref name="eqi"/><ref name="jbis"/>
|国 = {{USA}}
|主 = William W. Wright（最終時）<ref name="eqi"/>
|主 = F. Luro
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|績 = 44戦12勝
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▲|金 = 1,769,215[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]
{{MedalGI|[[ソードダンサーステークス|ソードダンサーハンデキャップ]]|1989、1990年}}
{{MedalGI|ボウリンググリーンハンデキャップ|1989年}}
{{MedalGI|ハイアリアターフカップハンデキャップ|1989年}}
{{MedalGIII|ルイジアナダウンズハンデキャップ|1988年}}
{{MedalGIII|セネカハンデキャップ|1991年}}
}}
'''エルセニョール'''({{lang|en|El Senor}})<ref name="jbis">{{Cite web|url= https://www.jbis.or.jp/horse/0000340931/ |title= エルセニョール(USA) |work=JBISサーチ |publisher=公益社団法人日本軽種馬協会|accessdate=2020-06-22}}</ref>とは、[[アメリカ合衆国]]生産の[[競走馬]]、[[種牡馬]]。主な勝ち鞍に[[1989年]]と[[1990年]]の[[ソードダンサーステークス|ソードダンサーハンデキャップ]]、1989年の{{仮リンク|ボウリンググリーンステークス|en|Bowling Green Stakes|label=ボウリンググリーンハンデキャップ}}（G1）、{{仮リンク|ハイアリアターフカップハンデキャップ|en|Hialeah Turf Cup Handicap}}（G1）など。
'''エルセニョール''' ({{lang|en|El Senor}}) とは、[[アメリカ合衆国]]で競走生活を送った[[競走馬]]である。のちに[[日本]]へと輸出され、現地で[[種牡馬]]として供用されていた。
 
== 経歴 ==
*特記事項なき場合、本節の出典はEQIBASE<ref name="eqi">{{Cite web|url= https://www.equibase.com/profiles/Results.cfm?type=Horse&refno=967875&registry=T&rbt=TB |title= El Senor (KY) |work= EQUIBASE Horse Profile |publisher=Equibase Company LLC.|accessdate=2020-06-22}}</ref>
アメリカ合衆国の芝路線で活躍した競走馬で、おもな勝鞍に1989年の[[ソードダンサーステークス|ソードダンサーインビテーショナルハンデキャップ]] (G1) や[[ハイアリアターフカップハンデキャップ]] (G1) 、[[ボウリンググリーンハンデキャップ]] (G1) などがある。また1991年には[[武豊]]騎乗のもとでセネカハンデキャップ (G3) を勝ち、これが日本人[[騎手]]による初の海外[[重賞]]勝利となった。
 
[[1987年]]2月28日、[[ハイアリアパーク競馬場]]でのメイドン競走でデビューし、1年余りの休養を挟んで[[1988年]]3月の4戦目で初勝利を挙げる。続く4戦はアローワンス競走に使われ2勝2着2回としたあと、G1競走のボウリンググリーンハンデキャップとG2競走{{仮リンク|ティダルハンデキャップ|en|Tidal Handicap}}に出走して5着、4着。ハンデキャップ競走を勝った後G3競走セネカハンデキャップ2着を経て出走のG3競走ルイジアナダウンズハンデキャップで重賞を初めて制覇する。[[カナディアンインターナショナルステークス|ロズマンズインターナショナルステークス]]でも2着に入ったが、[[ブリーダーズカップ・ターフ]]は6着に終わった。
== 種牡馬 ==
競走生活引退後の1993年に日本へと輸出され、[[日高軽種馬農業協同組合]]門別種牡馬場を経て、[[イーストスタッド]]で[[種牡馬]]として繋養されていた。しかし活躍馬はほとんど出ず、障害競走でそこそこの成績を残したヨイドレテンシ（1994年生。1999年[[中山グランドジャンプ]]3着など）が代表産駒という程度であった。母の父としては[[スーパーホーネット]]（2007年[[スワンステークス]]など）を出している。
 
[[1989年]]、最初の2戦を3着、2着としてハイアリアターフハンデキャップに出走し、初G1競走勝利をおさめた。G2競走{{仮リンク|レッドスミスステークス|en|Red Smith Stakes|label=ボウリンググリーンハンデキャップ}}2着を挟み、ボウリンググリーンハンデキャップとソードダンサーハンデキャップを勝ってG1競走タイトルを2つ上積みした。続く[[アーリントンミリオンステークス]]は4着に終わり、以後しばらく勝てない成績が続いたが、[[1990年]]7月のソードダンサーハンデキャップで1年ぶりの勝利を挙げてG1競走4勝目とした。その後はまたしばらく勝てないレースが続くも、[[1991年]]8月[[サラトガ競馬場]]でのハンデキャップ一般戦で1年ぶりの勝利を挙げると、続くセネカハンデキャップでは[[武豊]]が騎乗し、121ポンドのトップハンデながら中団から差し込んで2着リガマジグをクビ差おさえて勝利<ref name="shiki94haru">[[#関西競馬四季報94年春]] p. 33</ref><ref>{{Cite web|url= https://www.equibase.com/premium/chartEmb.cfm?track=SAR&raceDate=08/22/1991&cy=USA&rn=8 |title= Results - Charts - Seneca Handicap (Gr. 3) |work= EQUIBASE Horse Profile |publisher=Equibase Company LLC.|accessdate=2020-06-22}}</ref>。これが日本人[[騎手]]による初の海外[[重賞]]勝利となった<ref name="shiki94haru"/><ref>{{Cite web|url= https://news.netkeiba.com/?pid=news_view&no=7803 |title= 武豊騎手、海外100勝達成|work=netkeiba|publisher=Net Dreamers Co., Ltd.|date=2004-12-09|accessdate=2020-06-22}}</ref>。9月[[ベルモントパーク競馬場]]のハンデキャップ一般戦も勝って3連勝として[[凱旋門賞]]に出走したが9着。その後はブリーダーズカップ・ターフで9着、ハイアリアパーク競馬場の[[リステッド競走]]ブーゲンビリアハンデキャップも7着に終わり、これが最後の競馬となった。
2003年に[[用途変更#ウマ|用途変更]]され、後継種牡馬を残せぬまま種牡馬引退となった。
 
== 引退後 ==
引退後の[[1993年]]から日本で[[種牡馬]]として繋養され、7シーズンの供用で血統登録頭数145頭、出走頭数はそのうちの126頭を数えた<ref>{{Cite web|url= https://www.jbis.or.jp/horse/0000340931/sire/generation/thorough_s/ |title= エルセニョール(USA) 種牡馬情報：世代・年次別（サラ系総合）|work=JBISサーチ |publisher=公益社団法人日本軽種馬協会|accessdate=2020-06-22}}</ref>。主な産駒に1999年[[中山グランドジャンプ]]3着などのヨイドレテンシ、[[ブルードメアサイアー]]としての産駒に[[スーパーホーネット]]がいた<ref name="furu">{{Cite web|url= https://uma-furusato.com/i_search/detail_horse/_id_0000313354 |title= ユウサンポリッシュ|work= 競走馬のふるさと案内所|publisher= 公益社団法人日本軽種馬協会|date= |accessdate=2020-06-22}}</ref>。供用終了後の動向は不明。
 
== 血統表 ==
{{競走馬血統表
|name = エルセニョール
|inf = （[[レイズアネイティヴ系]]） / [[ブレニム (競走馬)|Blenheim II]]5×5=6.25%▼
|f = Valdez<br />1976 栗毛
|m = Sunrise Sue<br />1975 芦毛
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|mmfm = Dini
|mmmf = [[ワーラウェイ|Whirlaway]]
|mmmm = [[ブルーディライト|Blue Delight]] [[ファミリーナンバー|F-No.]][[9号族|9-c]]
|ref1 = <ref name="jbispe">{{Cite web|url= https://www.jbis.or.jp/horse/0000340931/pedigree/ |title= エルセニョール(USA) 血統情報：5代血統表|work=JBISサーチ |publisher=公益社団法人日本軽種馬協会|accessdate=2020-06-22}}</ref>
|mlin = [[レイズアネイティヴ系]]
|ref2 = <ref name="netpe">{{Cite web|url= https://db.netkeiba.com/horse/ped/000a000d70/ |title= エルセニョール El Senorの5代血統表|work=netkeiba|publisher=Net Dreamers Co., Ltd.|accessdate=2020-06-22}}</ref>
▲|説flin =
▲|性FN = [[牡馬9号族|牡9-c]]
|ref3 = <ref name="jbispe"/>
▲|inf inbr = （[[レイズアネイティヴ系]]） / [[ブレニム (競走馬)|Blenheim II]]5×5 5 × 5 = 6.25%
|ref4 = <ref name="jbispe"/><ref name="netpe"/>
|}}
 
==脚注==
{{reflist}}
 
==参考文献==
*{{Cite journal |和書|author= |authorlink= |title= 関西競馬四季報 1994春季号|date= |publisher= ケイバブック |journal= 競馬ブック |volume= 15|issue= 1 |naid= |pages= |ref= 関西競馬四季報94年春}}
 
== 外部リンク ==
* {{競走馬成績|netkeiba=000a000d70|jbis=0000340931|racingpost=45141}}
 
{{Keiba-stub}}
{{DEFAULTSORT:えるせによおる}}
[[Category:1984年生 (競走馬)|米えるせによおる]]
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