「中央政府」の版間の差分

欧州連合は[[国家連合]]に近いもので、各国の独立性はかなり高いわけだが、様々な[[欧州連合の機構|機構]]が設置されてその政治が行われており、その中で[[欧州委員会]]が行政機能を担い、その欧州委員会が欧州連合の中央政府の機能をおおむね担っている。
 
他の国では、米国ほどではなく、中央政府が各州や各自治体に対して優越するしくみになっていることも多い。中央政府があまりに各州や各自治体の政府の主体性や各州(各自治体)の住民の幸福をないがしろにするなどすると、対立が生じ、緊張関係に陥り、それが高じると各州や各自治体が[[独立]]に向けた運動([[独立運動]])や[[独立戦争]]を起こすことにもなる<ref>インドネシアの[[東ティモール]]が典型。またカナダでも、鎮静化はしたが、フランス系移民の多い[[ケベック州]]で独立の機運が高まった時期がある</ref>
 
たとえば米国は、現在ではひとつの独立した国家として認められているが、もともと米国というのも、[[イギリス帝国]]の中の一領土だった時期があり、イギリス(の中央政府)がアメリカ大陸に移住した人々の意向や事情を軽視・無視したり蹂躙したことによって、アメリカでイギリスから独立しようとする運動が起き、[[アメリカ独立戦争|独立戦争(アメリカ独立戦争)]]となり、イギリス(の中央政府)の側が敗北したことによって米国は成立している。つまり、アメリカに住む人々にとって、イギリス政府(中央政府)は拒絶され、アメリカ人にとっては「中央政府」ではなくなり、あくまで「他国の政府」となった。