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== 研究 ==
主な業績は[[分子軌道法]]の理論を作ったことである。[[1953年]]に[[ルドルフ・パリサー]]、 [[ロバート・パール]]とともに[[
一方で、半経験的なCNDO法やINDO法には、同時に複数のパラメータの信頼性を上げる事や[[D軌道|d電子系]]への応用などが困難だという欠点があった。これを克服する手法として[[非経験的分子軌道法]](ab initio methods)の開発を進め、[[1970年]]には[[GAUSSIAN|GAUSSIAN 70]]を開発している。GAUSSIANは量子化学交流プログラム機構を通じて世界中に普及し、4年ごとの改訂では[[ウォルター・コーン]]の提唱した[[密度汎関数法]]を取り入れるなどの改良が続けられた。今日、[[ab initio]]計算プログラムとして最も広く用いられている。
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