「約束のネバーランド」の版間の差分

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タイトルは主人公たちのいる世界やストーリー展開を元につけられている。原題は『ネバーランド』だったが、最終的に『約束の』が付け足された<ref name="wpb20170205">{{Cite news|url= https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2017/02/05/79456/ |title= ジャンプらしくないと大反響! 『約束のネバーランド』著者が「“約束”という言葉の意味がわかるまで打ち切りにならないように(笑)」 |newspaper= 週プレNEWS |publisher= 集英社 |date= 2017-02-05 |accessdate= 2020-02-26 }}</ref>。
 
担当編集者は連載前から「20巻以内に終わる漫画」を目指していたという<ref name="livedoor20190111"/>。作風としては、少年漫画らしく「友情、努力、勝利の物語」、「逆境モノ」であることにこだわり、初期構想で強かった「[[エロ・グロ・ナンセンス]]的なエグみ」は抑えられている<ref name="livedoor20190111"/>。絵柄は出水がジャンプに寄せようとしたが上手くいかなかったため、連載初期には出水が普段イラスト投稿サイトに上げるようなタッチで描かれていた。しかし『[[ハイキュー]]』や『[[鬼滅の刃]]』など、同時期に連載されていた作品の影響で徐々に「ジャンプナイズ(ジャンプ化)」されていったという<ref>『週刊少年ジャンプ』2019年14号120ページ。</ref>。
連載開始当初から反響が高く、いくつもの[[漫画賞]]を受賞している([[#社会的評価|後述]])。
 
担当編集者は連載前から「20巻以内に終わる漫画」を目指していたという<ref name="livedoor20190111"/>。
 
作風としては、少年漫画らしく「友情、努力、勝利の物語」、「逆境モノ」であることにこだわり、初期構想で強かった「[[エロ・グロ・ナンセンス]]的なエグみ」は抑えられている<ref name="livedoor20190111"/>。
 
絵柄は出水がジャンプに寄せようとしたが上手くいかなかったため、連載初期には出水が普段イラスト投稿サイトに上げるようなタッチで描かれていた。しかし『[[ハイキュー]]』や『[[鬼滅の刃]]』など、同時期に連載されていた作品の影響で徐々に「ジャンプナイズ(ジャンプ化)」されていったという<ref>『週刊少年ジャンプ』2019年14号120ページ。</ref>。
 
なお、本作について従来のジャンプ作品とは一線を画す作風であるとみなし、本作の台頭は『週刊少年ジャンプ』の読者層が変化していることの現われと見る向きもある<ref name="zaikei20170518">{{Cite news|url= https://www.zaikei.co.jp/article/20170518/371865.html |title= 『少年ジャンプ』200万部割れ、『約束のネバーランド』に見る連載漫画の変化 |newspaper= 財経新聞 |date= 2017-05-18 |accessdate= 2020-02-26 }}</ref>。白井は、ジャンプのセオリーである「“友情、努力、勝利”に繋がっていくような話を、ちょっと違う角度から」描いているとしている<ref name="wpb20170205"/>。担当編集者は、一見『ジャンプ』らしくない作風だが本質的には逆境や試練を努力・友情で乗り越え勝利をつかもうとする「『ジャンプ』らしい」活劇であるとしている<ref name="konomanga20171225"/>。