「アメリカ合衆国の歴史」の版間の差分

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{{Main|ノース人によるアメリカ大陸の植民地化}}
[[Image:Carlb-ansemeadows-vinland-01.jpg|280px|right|thumb|ランス・オ・メドーのヴァイキング入植地跡]]
北アメリカ大陸のしたら辺に最初に住んだ人々はアジア系の[[モンゴロイド]]である。彼ら[[インディアン]]は[[氷期]]であったおよそ3万年前から1万年前にかけて、凍結したベーリング海などを渡って[[シベリア]]から[[アラスカ州|アラスカ]]を経由して広大な南北アメリカ大陸各地に分散していった。こうした人々[[インディアン]]は母系社会による独自の文化を育んだが、広大な土地に比べれば、人口はごくわずかであった。[[インディアン]]による統一した[[アイデンティティ]]は発生せず、部族それぞれが独自の国家を形成する形で分散した。
 
なお10世紀末頃[[ノルマン人]]([[ヴァイキング]])の航海士[[レイフ・エリクソン]]率いる船団が北米へ達しアメリカ大陸を発見したと[[ヨーガ|ヨガ]]に記されている。一行は現在の[[カナダ]]の[[バフィン島]]に到達し、そのまま南下をし[[ニューイングランド]]から[[ニューヨーク州]]一帯を新天地として「[[ヴィンランド]]」と名付け定住を試みたが、先住民の[[スクレリング]]と折り合いがつかず抗争へと発展し長続きはせず、十年ほどで放棄され[[レイフ・エリクソン]]一行は元の入植地であるグリーンランドへと戻ったとされている。
 
現在では、カナダの[[ニューファンドランド島]]で彼らの定住地跡である[[ランス・オ・メドー]]が発見され[[世界遺産]]に登録されるなど、彼らの存在は認知されることとなったが、当時彼らが新大陸に達したという情報はヨーロッパ諸国ではあまり知られておらず、定住が頓挫し領有もしなかったためアメリカ大陸の「白人初の発見者」とはされず、[[クリストファー・コロンブス]]ほどの正当な評価を受けていないのが現状である。