「オペラ座の怪人」の版間の差分
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あらすじ冒頭の物語の舞台の年を変更。原作発表が1910年で、原作冒頭に30年前の事件と明記されている為。また創元推理文庫285pに1885年に起こる事が予言として明記されているので、物語はそれ以前の年になる裏付けになっている為。あらすじ後半部分の読みにくさ修正と加筆。 |
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== あらすじ ==
舞台は
怪人はクリスティーヌをさらい、自身が住むオペラ座の地下室に連れていき、エリックと名乗る。エリックは数日間共に過ごし、クリスティーヌが自分を愛するようになることを望む。しかしエリックはクリスティーヌに仮面を剥ぎ取られ、鼻も唇もなく、落ち窪んだ目、生来の醜悪な人相に壊死した黄色い皮膚で覆われた、見るもおぞましいミイラのような顔を見られてしまったため、考えを改める。クリスティーヌが自分のもとを離れることを恐れたエリックは、彼女を永遠に自分のものとする決心をするが、2週間後クリスティーヌがここを出たいと言うと、自分の指輪をして信頼を裏切らないことを条件に解放する。
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クリスティーヌは、自分の楽屋の裏から聞こえる『天使の声』の指導で歌唱力を付け頭角を現すが、その様子に嫉妬したクリスティーヌの恋人ラウルは、『天使の声』の謎を解こうと奔走する。オペラ座の屋根の上でクリスティーヌはラウルに、エリックにさらわれたことを打ち明ける。このエリックこそ『天使の声』であり、その正体はオペラ座の地下に広がる広大な水路の空間に住み着いた怪人であった。ラウルはエリックが、二度とクリスティーヌを見つけられないようにすると約束。翌日決行するつもりだと語り、クリスティーヌもこれに同意する。しかしクリスティーヌはエリックを哀れに思い、最後にエリックのために歌うまで出て行かないことにする。エリックがこれを盗み聞きし、多大なる嫉妬を抱いていることを、クリスティーヌもラウルも気付いていない。
翌日の夜、『ファウスト』上演中にエリックはついに、クリスティーヌを誘拐してオペラ座の地下深く消え、無理矢理結婚しようとする。もし拒否すれば地下室に仕掛けた爆弾を爆発させオペラ座を破壊すると語るが、クリスティーヌはこれを拒否する。残されたラウルは元ダロガ([[ペルシャ語]]で国家警察の長官という意味)の謎のペルシャ人と共に、クリスティーヌを取り戻すためオペラ座の地下のエリックの隠れ家へと潜入するが、辿り着いた先は侵入者用の拷問部屋だった。
== 登場人物 ==
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